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トモロウ式ビオトープ

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自宅及び私有地に造成したビオトープ。または私有水田、私有休耕田に関連する記事のまとめです。
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#ゲンゴロウ

私有水田にてマルガタゲンゴロウ幼虫を発見

私有水田にてマルガタゲンゴロウ幼虫を発見

私有水田にてマルガタゲンゴロウの幼虫を発見する。
近辺で成虫を確認したことがあるとはいえ、良好な湿地環境にのみ生息する絶滅危惧種である本種が私有地で繁殖を行っていた事に心底驚いた。

マルガタゲンゴロウやメススジゲンゴロウ類の幼虫は細長い首が特徴的で、いずれもミジンコなどを好んで捕食する。
これらはゲンゴロウ類全体の中でも比較的特異なフォルムをしており、以下の動画のようにしゃくり上げるようにして頭

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ヒメゲンゴロウ幼虫が再び発生

ヒメゲンゴロウ幼虫が再び発生

時間が作れておらず未だにエコトーンの設置ができていない深型トロ舟ビオトープは現在、在住市の水草や青水を保管するタンクと化している。

久々にその中を覗くと、なんと20匹を超えるヒメゲンゴロウらしき幼虫が泳いでいた。
恐らくはしばらく前にこの場所に成虫が飛来し産卵を行い、幼虫達はこの中で発生したアカムシなどを食べて成長したのだろう。
なんと3齢(終齢)幼虫も多数生息している。

ゲンゴロウ類は陸上に

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準絶滅危惧種トウキョウダルマガエルが自宅ビオトープに複数匹来訪

準絶滅危惧種トウキョウダルマガエルが自宅ビオトープに複数匹来訪

地元市産動植物のみを使用した湿地帯ビオトープを造成して2ヶ月未満だが、岸際に水草(特に水上葉となったキクモ)が繁茂して、地表がほとんど見られなくなった。また、土の流出もかなり抑えられているようだ。
画像1枚目上方にはクログワイの先端で休息をしているアオモンイトトンボが見切れて写っている。

アオモンイトトンボはすっかりビオトープの常連となった。…というかこの個体はここで発生し成虫になったようだ。

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