〈to'morrow vol.19〉 出演者紹介:HYPER GAL
2023.03.05(Sun)に開催する「to'morrow vol.19」。今回のイベントは下北沢THREEにて僕のイベントらしく世界基準のインディーバンドを中心に集めた1日で、久々の試みとして海外出身の方への無料のチケットを準備している。
とはいえ、日本の音楽ファンの皆さんにも届いてほしい日なので、今回も各アーティストの出演者紹介をしていきたいと思う。
まず最初に紹介するのは大阪から来てくれるHYPER GAL。
HYPER GAL
HYPER GALは美術家としても活動しているヴォーカルの角矢胡桃とノイジシャンとしても活動中のドラム、角矢胡桃による大阪を拠点に活動中の注目デュオ。2021年にリリースされた2ndアルバム『Pure』のリリースを皮切りにその爆発力と気怠さを併せ持つキラキラとしたパンキッシュなライブを軸に中毒者を増やしまくっているバンドだ。
最近ではCrack Cloudの来日公演のサポートアクトにも抜擢されていた。
2人組で音数も決して多いバンドではないけど、とにかく掴み所が多いデュオだと思っていてノイズミュージックやパンク、ポストパンク辺りの音楽性を軸にしつつも2人のキャラクター性やキラキラした部分、更には真逆の気怠い要素、音の質感の部分での浮遊感やローファイ感などが本当に絶妙なバランスで成り立っていて、どんな音楽を普段聞いて影響を受けているのかが想像付かない面白いさがあるし、むしろ音楽以外の芸術を色々頭の中に取り込んだ結果のサウンドでもあると思う。
MVになっている「ニューリビング」を聞いてもゲームセンターとかで鳴っていそうなハッピーキラキラであると同時にドラッギーでもあるシンセサウンド、ローファイなドラム、後ろの方で鳴り続けてるノイズの融合は確実に今まで聞いたどの音楽とも別の場所から来ているサウンドだと思う。個人的にはLAとかで自由に音楽を鳴らしているEnjoy、Cowgirl Clue、Kumo 99、The Hellp辺りのシーンに自然と溶け込んでいける音楽性とキャラクター性だと思っていて、その自由さこそがHYPER GALの一番の魅力だと思う。
この「ランド」って曲は7分くらいある大曲なのだけど、最初の2分くらいずっとハイハットだけ叩いてるの本当に凄まじい発想とセンスと度胸。そして1つ1つのサウンドの良い意味での荒さから感じさせるパンキッシュな精神性がたまらないし、HYPER GALの音楽をパンクミュージックと捉える人も多いと思うし、正解の一つであると思う。
この曲とかでもそうだけど、HYPER GALが鳴らすノイズはただのノイズではなく、別世界へとワープできるようなメルヘン性があるのも本当に素晴らしい。USのDIY地下シーンにいてもおかしくないし、それこそLGBTQ+アーティストが主体になっているパーティーとかのゲストアクトとかで出てきてもおかしくないシンプルだけど多様なモノを取り込んだ音楽だと思う。
ライブも明らかにヤヴァいし、東京に来る機会もそう多くはないはずなので、ぜひこの機会にチェックしてほしいです!
〈to'morrow vol.19〉
『to'morrow vol.19』
2022.03.05(Sun)
at 下北沢THREE
OPEN / START 18:00
ADV ¥2800 / DOOR ¥3000
Acts
HYPER GAL
Johnnivan
Sisters In The Velvet
xiexie
DJ
HARINEZUMI
Shop
to'morrow records
チケットのご予約はコチラ / 下記のSNSへのDM、各アーティストまでご連絡ください。
mail:tomorrow_herose@yahoo.co.jp
Twiiter:tomorrow_event
Instagram:tomorrow_music
ちなみに+1500円という格安値段でレコード付きのチケットもあるので、
気になる人はこちらをチェックしてみてください!
下記の対バンも最高なのでチェックしてみてください!
Johnnivan
Sisters In The Velvet
xiexie
ライブハウスでの飲み代になります! Cheers!!!