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〈to'morrow vol.17〉 出演者紹介:puleflor

11月29日(火)に下北沢LIVE HAUSで開催する「to'morrow vol.17」。今回はシンガポールのシューゲイズ・バンド、Blushの一夜限りの ”スペシャル構成” を中心に個人的に注目しているBeachside talks、Ferri-Chrome、國、puleflorといったアーティストを迎え、シューゲイズ、ドリームポップ、オルタナのアーティストで固めたイベントだ。

ここまでシンガポールから来てくれるBlushBeachside talksFerri-Chromeと紹介してきたので、ラストにpuleflorを紹介する。

puleflor

2021年に結成された群馬を拠点に活動中の3人組、puleflor。昨年末に『timeless』というEPをリリースし、今年の9月にはシングルをリリースしている。本当にpuleflorの音楽を超簡単に説明すると、きのこ帝国や羊文学といった邦楽オルタナティブ系統のファンに絶対刺さるような透き通ったヴォーカルを軸にしてオルタナ、シューゲイズ、ポストロック辺りのサウンドを鳴らしているバンドと言ってもいいと思う。

個人的にはたまたま観に行ったライブに出演していて出会ったバンドで、今年はじめて観たニューカマーバンドの中で一番ライブが良かったかもしれない。

先程言及した通り、puleflorは邦楽オルタナティブ系統のファンに絶対刺さると思うし、実際に今後その辺りのシーンで更に知られていくバンドだと思うのだけど、個人的には海外のバンドから影響を受けているであろうサウンド・プロダクション面、つまり音の空白作りや強弱の付け方、轟音の鳴らし方とかが一番ハッとさせられたポイントである。

MVが公開されている「Nocture」という曲も透き通った水のようなヴォーカルが中心にあるので、そこでポップさを保ちつつ、北欧を感じさせるような冷たさのあるドリーミーなギターサウンドから一気にファジーになっていく感じとか、最後の最後でまた違うアレンジを加えてきたりと”音”の変化楽しめるのがpuleflorの一番の魅力だと僕は思っている。

今年の9月にリリースされた「blue」という曲も大好きで、本当にヴォーカルに+1、2音だけを加えたようなパートがあるからこそシューゲイズでゴリゴリの轟音パートが何倍も心地良く聞こてくる。楽曲の中でシューゲイズとポストロックのパートが別れていて支え合っていて、少しジャンルは違うけど、Sigur Rósとかtoe辺りが一番上手にやってるコトを彼らもセンス良く表現していると思うし、それが他の現行のライブハウス・シーンのバンドとpuleflorの一番の違いだと感じている。

デビューEP『timeless』には「()」というインスト曲が入っているのだけど、EPの中にこのインターバルを作って収録しているのも、まさに彼らが楽曲で表現している音の強弱や空白を作る美学に沿っていて最高だと思うし、このアンビエント〜ポストロックの北欧っぽいサウンドからそのまま道が「utopia」へ続いてくのもグッと来るよね。

白昼夢を彷徨うなドリーミーさのある「Fragment」も最高。どの曲でもそうだけど何よりも壮大さを生み出すメロディーがどの曲にも備わっていて、音数としては3人だけど、本当に何人もが合奏しているかのような迫力と心地良さを生み出しているバンドだと思うので、今この機会にぜひチェックしてほしい!

puleflor:Instagram / Twitter

〈to'morrow vol.17〉

『to'morrow vol.17』
2022.11.29(Tue)
at 下北沢LIVE HAUS
OPEN 18:00 / START 18:30
ADV ¥2500 / DOOR ¥3000

Acts
Blush with friends(from Singapore)
Beachside talks
Ferri-Chrome

puleflor

Shop
to'morrow records

ご予約はコチラのフォーム
各バンドへのご連絡もしくは下記の僕宛までお願いします!

mail:tomorrow_herose@yahoo.co.jp
Twiiter:tomorrow_event
Instagram:tomorrow_music

ちなみに+1500円という格安値段でレコード付きのチケットもあるので、
気になる人はこちらをチェックしてみてください!

下記の対バンも最高なのでチェックしてみてください!

Blush

Beachside talks

Ferri-Chrome


ライブハウスでの飲み代になります! Cheers!!!