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人の時間をもらう、という感覚

私は時間にルーズな人が苦手である。

それは、私が「時間」にすごく価値を置いていて、
大切にしようと思って生きているからである。

だから、自分でどうにかできた理由で遅刻してきたり、
直前にキャンセルしてきたりする人に対しては、
心の中でものすごく不信感を募らせてしまう。

また、先日こんなことがあった。

「Tomokaさんのことを知りたいのでお話聞かせてもらっていいですか?
2時間くらいZOOMでおしゃべりしてみたいです!」

と大してよく知らない人から言われたのだ。

こういうこと、SNS社会にいるとたまにある。

個人的にはこれはアウト案件。

「あなたは誰なのか」「なんのために私のことを知りたいのか」
これすら示さない人に、私の時間(しかも2時間!)を食わせるメリットはこちらに何もない。

ちなみにこういう人、特にFacebookに多い。

誰?って人から友達申請されて、承認してみると「こんにちは!今学生ですか?」とかいきなり聞いてくる人ね。

人のことを聞くときはまず自分のこと話せえええええ常識だろうがああああ
と思ってメッセンジャーアプリをそっと閉じます。

けど、最近は時間に余裕があったから、そのよくわからない2時間ズーム(拷問)オファーに対して、30分だけなら、と言って応えてみることにした。

しかし案の定、無駄な30分を過ごすことになってしまった。

大した自己紹介もせず、何のために私の話を聞きたいのかも最後まで示されなかった。

そして私の話に「え~すごいですね!」という薄っぺらいリアクションをしながら、なにやらメモをとっている。

そして時間が来たら「では!」と言って、ZOOMは終了。

「は?」って感じだ。

後から聞けば、その人的には「いろいろ活動している学生の話を聞いて自分の活動に役立てたかった」とのことだが、それならそうと言ってくれないとわけがわからない。

それすら示さずにただ自分だけ目的を達成してサヨウナラ、って、
人の時間を使っといてそれはなくない?なんて思ってしまう。


他にも、質問をされる場面で同じようなことを感じることがよくある。

なんとなく聞いてみたい、とりあえず聞いとこ!
みたいなフワフワした気持ちで目的の分からない質問を投げてくる人、
めちゃくちゃ多い。

私はグーグルじゃない!自分で考えて調べ尽くしてから聞け!

それを聞く意義は何!?なんのための質問??

思わずこんな風に思ってしまうような質問力の低い質問が多すぎる。

質問を答える相手の労力や時間に思いが至っていないのだ。


質問って、答えるのにもかなりの労力がいる。

なるべく相手の質問意図に合わせて答えてあげたいと思う。

しかし質問意図が分からない質問をシャワーのように浴びせられると、
一気に答える気が失せてしまう。


時間は有限である。
そして時間に対しての感じ方は人によって千差万別である。

それを理解せずに、無礼に人の時間を窃取する人とはあまり関わりたくないなぁと思うのである。

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