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モノタスクの練習


マルチタスクができる方が良いと思われがちだが、マルチタスク脳はそれはそれで困ることに気づいた。


常に二つ以上のことを進めないと落ち着かなくて、一つのことに100%注ぐことができなくなってしまうのだ。


授業を受けながらニュースを見たり、
電話をしながらLINEを返したり、
おしゃべりしながら明日の予定について考えたりしてしまう。

何か一つのことだけに時間を使うのをもったいないと感じてしまうようになったのだ。


だから最近の私は常に何かを同時並行で進めてしまう。


これは時間の短縮にはつながるかもしれないが、その分一つのことに対する集中力が50%ずつになってしまう。


なので、うっかりミスがあったり、集中力が欠けることが増えたりしてしまっていて、おっとこれはまずいと思い始めた。

基本的に常に時間に追われて生きているタイプの人間なので、あれもこれもと効率よく進めたくなってしまいがちだが、

効率を求めるあまりそこに注ぐ集中力やエネルギーが半減しているので結局効率が悪くなることもあることに気づいたのだ。


だから、私のしばらくの目標は、「モノタスクの練習」である。


一つのことだけに集中する練習をする。


あ、あれもやらなきゃ!
と頭の中で浮かんでも、とりあえず今やっていることを終わらせてから考える。

マルチタスクは、そういうモノタスクの能力があってこそ生きるものだと思うようになったのである。

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