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複数の学校図書館に本を寄贈する手段について

こちらの投稿で母校の学校図書館に本を寄贈した際の話を書きました。
母校や近所の学校に寄贈する場合は、この記事のように連絡を取れば問題ないと思います。簡単です。読んでぜひやってみてください。問合せの例文も載せています。

では、例えば版元(出版社)が自社の本を複数の学校に寄贈したい場合はどうすればいいでしょうか。

選択肢の1つとして、全国学校図書館協議会の協力を得て、会員の学校に連絡を取ってもらうという方法があります。

問い合わせてみたところ「本の寄贈の案内を、全国学校図書館協議会のメールマガジンやwebサイトに掲載して会員に情報提供することは可能です」との回答をいただきました。本の内容、募集方法、寄贈の方法などを確認して1件1件対応したいとのことでしたので、この条件であれば確実にOKという明確なルールというのはないそうです。気軽にメールフォームから問い合わせをしてみてください。

版元が新刊のプロモーションや社会貢献の一環として、気軽に学校図書館に寄贈するというのは、プロスポーツチームが子供教室を開くみたいなもので、即効性はなくても後からジワジワ効果の出るいい方法じゃないかと思うんですよね。双子のライオン堂の竹田くんのような事例が増えればいいなと思っています。


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