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45歳、うつ歴23年。 疲労回復長期編

短期編でも回復できない、もう慢性的な疲れを得てしまった勇者よ。
よく頑張った。

ここでは長期的なスパンで疲労回復を試みる方法を紹介する。
3連休、土日でできることをあげていくので、
週末の予定に入れ込んでもいいかもしれない。

1.何もせず寝る

この土日、家から一歩も出ず、ただただひたすら布団と仲良くなる。
眠れないかもしれないし、まるっと1日寝れしまうかもしれない。

どっちにしろ、溜まった疲れを取るために、風呂トイレ食事以外に起き上がることはせず、
頭も体もただひたすら休ませる。

この場合、カーテンも閉めて真っ暗闇に近づけ、
音もあまり聞かない方がいい。
ただひたすら横になる。

このときに罪悪感やネガティブなことが頭をぐるぐる回る人は、
ぐるぐる回っている内容を書き出し、平日心療内科などを受診することとをすすめる。

2.小旅行をする

電車に乗って行けるところまで行くのもいい。
行きたい場所が近くにあるなら、そこにいくといい。

ただし1人で。

友人との楽しい旅行は後日にとっておき、今は自分を癒すことを最優先で行って欲しい。

旅先でも、観光目当てではなく、その地の住人がどんな生活をしているのか、
どんな建物が建っているのかを観察しにいくような、
ここに住んだらどういう生活するのかなーという気持ちで街を見て欲しい。

ちなみに私は鎌倉にふらりと行っては、観光名所を避けて、脇道や小道、民家の並ぶ道を歩いて、
鎌倉の生活を想像しながら歩く。

もしくは海に出て、サーファーの波乗りを眺めたり、トンビの鳴き声にビビりながら彼らの飛ぶ様を数時間見ていたりする。

あとは黙々と貝殻拾いとシーグラス拾いをする。

とにかくマイペースに1人で旅先を「自分の生活している土地」として想像して歩いてみる。

半ば強制的に生きる世界を変えてみるのである。

3.ホテルに泊まる

これも2に近いが、とりあえず日常や環境を2、3日変えてみる。

こちらも観光ではなく、生活の場をホテルにしたらどんな気分になるか、
ホテルくらいモノのない、削ぎ落とされた空間で自分はどんな心理状況になるのか。

ホテルに持ち込むものはなにか。私はこれだけあればとりあえず生活できるのだ。

そんな発見をするかもしれない。

別に遠方の高いホテルに泊まらなくてもいい。
地元のビジネスホテルで十分である。

ただ、必要なもの以外何もない空間というのは、
けっこう精神的に落ち着くのだな、という発見が私にはあった。

最近は朝食付きのプランもある。
昼食と夜は検索するなりふらりと店に入るなりするのも楽しい。

4.日記を書く

一行でも三行でもみっちり書いても書かなくても。

日々あった出来事を書くでもそのときの感情でもなんでもいい。

とにかく、頭に詰め込まれたパンパンの情報を、できる限り吐き出す感じで書いていく。

感覚過敏になっているときは確実に情報過多なので、意識的にアウトプットを行なっていくといい。

メモでも付箋でも手帳でもなんでもいい。

まぁできれば日付ぐらいは書いて、
あまりにも書き出した内容がひどかったら、
そのまま破り捨ててもいいし、
手帳ならマステで隠すとか、黒く塗りつぶしてもいい。

とにかく、頭の容量を少しでも減らすように吐き出すこと。
なんならnoteを始めたっていい。

私も脳や心の整理にnoteを使うときがある。

とにかく、形のないふわっとした曖昧な思考を言語化することを試みること。

5.信頼できる人と話す

とりあえず「聞いて欲しいんですけど」と前置きをして、ひたすら話を聞いてもらう。

この場合、友人など相手によっては負担と弱みを握られることにしかならないので、

カウンセラーや医師、支援員など、口の固い、信頼のおける相手に話すといい。

話し相手がいない場合は、都道府県で心の悩み相談をしてくれる部門があったりするので、
そこで話を聞いてもらうのもいい。

電話が嫌ならチャットもある。行政もまぁまぁ進歩している。

そこで重要なのは、
「なにを伝えたいか」を明確にしておくこと
である。

仕事の話をしていたと思ったら急に恋人の愚痴になった、では相手も混乱するし、対処しづらくなる。

なので「今日はこれとこれの悩みについて、話を聞いて欲しく、できれば対策なども一緒に考えて欲しい」とあらかじめ伝えておくと、
話が脱線したら軌道修正できるし、相手も対策を提案しやすい。

言いたいこと、伝えたいことは先に紙に書いておく、スマホのメモにとっておくなどすると自分もそのことについて話すのだという意識が働き、スムーズな相談ができる。

私の主治医は多忙で、診察時間はだいたい5分である。
その短い間になにを訴えればいいのか、私は言いたいことを箇条書きにメモして診察に挑んでいる。

書いたものを読み上げるだけなら5分もあれば十分であるし、読み上げる気力もなければ、
主治医にスマホやメモを渡して読んでもらうのもいい。

とにかく「今一番伝えたいことは何か」を考えて書き、語る。

そうすることで、心が少し軽くなる。

リラックスするためのお香やコーヒー、お茶代、学ぶための書籍代にします。 応援していただけると嬉しいです。 お礼は直接できませんが、日々良い文章を書いていこうと思います。