見出し画像

鉄道で札幌へ

目的はKingGnu札幌ドームライブ。14時開場なので、その頃には札幌ドームに着きたい。札幌駅で一旦降り宿に荷物を置く時間を考慮して12:41札幌着の特急北斗を目指す。のんびりしているとドームまでの電車がどんどん混みだすということは名古屋ドームで学んだ。特急北斗に乗るには、北海道新幹線の新函館北斗駅で乗り換え。乗り換え時間は9分。まあ、大丈夫な設定なのだろうけど、初めて行く駅なので方向音痴としてはドキドキ。でもできれば駅弁を買いたい。

….という予定をざっくり組んだ。鉄道の旅なのでキャリーケースは不向きであろと奮発してリュックを買った。似たタイプのmont-bellと迷ったが、ホテルに預けるときに鍵をかけやすい様、外側のポケットが少ないPatagoniaに。階段が多い鉄道の旅はリュックに限る、買って良かった。

まずは東北新幹線。早起きしたのでとりあえず寝るつもりだったが、最寄の駅から新幹線で北上することはあまりない為に落ち着かず眠れなかった。東京へ行くときはいつも寝るのだがな。次の駅に止まるタイミングが良くわからないからリズムがとれないという感じ。
新青森駅をすぎると北海道新幹線になるようだ。車掌が代わり挨拶された。はい、ここから北海道に行きますよー、青函トンネル入りますよー、的なアナウンスで旅情感高まる。

青函トンネルは昔々、普通列車で通ったことがある。その時は、トンネルの入口と出口付近で電飾で作られた白鳥が飛ぶ様子が見えた。海底駅があり乗客は乗り降りできないが少しの間止まっていた記憶もある。でも、今回は新幹線であっという間に過ぎていった。白鳥も駅も見当たらず。車窓を撮影してみようと思ったが真っ暗なので窓に映る自分しか見えない。
トンネルと抜けるとそこは北海道なのだが、まだそんな地元と変わらない景色。そして新函館北斗に到着し、緊張の9分しかない乗り換えは、表示通りに階段を登って改札を抜けるだけで完了した。ホーム内の駅弁の店は大混雑と思いきやガラガラで、いかめし弁当も余裕で購入できた。皆、ご飯買わなくていいの?これから3時間半の旅だぜ。
新幹線の切符は、モバイルsuicaなのだが、特急北斗は紙の切符。なので乗り換え時改札では「紙の切符を入れてからモバイルsuicaをタッチする」と何かで読んだこの文章を後ろを歩いていたお姉様達も復唱していたので安心だった。そういえばこの改札に辿り着くまでもスタスタと歩くKingGnuの鞄をもったお兄さんに着いて行っただけだったよ自分。

購入時はまだ9時。食べるのは11時頃にしたいので、一応海鮮弁当の類はやめておいた。ライブ前に腹を壊すわけにいかない。っていうか海鮮弁当の類は売っていたかどうか不明。
絶対地元の人は買わないヤツだろうコレと思い購入(旅人なので)。思った通り、うっすらコーンの香りがするだけの麦茶であった。

この特急北斗に乗る為にホームにいた人の半分くらいがKingGnuのグッズを身につけた若者や若者でない人。あちこちから結集するのだな、5万人だもんな。あれ?札幌ドームも東京ドームと同じ5万人でいいのかな?

そして特急北斗の車窓。ここからずーっと海沿い。鳥羽一郎の曲が流れていそうな漁港とか、北の国からで蛍ちゃんがチェロリストと暮らしていたっぽい平屋の家などを眺める。見てるだけで楽しい。
この山をずーっと見ながら進行。これは「羊蹄山」なのかな?ニセコが近いみたいだけど、この辺りでお金持ちの外国人がスキーとかしているのかな。

動画が貼れるのか分からなかったのでXのまま置く車窓風景。

特急列車内は、ずーっと「ゴー」って音がしてうるさい。空調の音なのかな?車内は暑かった。空調が微調整できないという北国あるある。そして結構揺れる。停車駅が近づく度に「停車時間が僅かだから早めにご支度を・・・」とアナウンスが流れる。一両に扉が一つずつしかなく、通路が狭いから油断していると乗り降りに時間がかかるのだ。それに比べると新幹線ってほんと乗り心地良い、公共の乗り物で一番。

https://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/shinkansen/index.html

特急北斗はこの図で言うと「新函館北斗」から「森」「東室蘭」「苫小牧」等を経由して札幌へ行く白黒の路線。北海道新幹線が開通するとこの路線ではなく上を通って「長万部」「小樽」経由になるらしい。そうか、ここに新幹線が通るわけではないのか。

特急北斗乗車時間は3時間半。景色見て寝て駅弁食べてたら着いた。予想よりしんどくはなかった。椅子が自分に合っていたかもしれない。

のぼりべつ
チケットホルダーですって、絶対忘れるってコレ。

無事札幌に到着。すぐにホテルに行き荷物を預け札幌ドーム到着は14時ちょっと前。地下鉄はまあまあ混んでいたけど名古屋ほどの混雑ではない。ライブの感想は、はてなブログの方へ。

帰りは、ウポポイに寄る為に「白老」で下車。ライブの次の日ということで10時ギリまでホテルで休み、札幌駅で土産を物色して10:56発の特急北斗に乗り「白老」着は12時頃。

一人で全部食べちゃおうかなぁ
白い恋人マグネットゲット!わかさいもは、子供の頃好きだったのだが、さて。
特急だから電光掲示板じゃないのよね。そして北海道らしい名前が並ぶ。
札幌
白老

ウポポイについてはコレ。

https://note.com/tomonof/n/n755988a11a51

白老16:47発。

特急北斗に乗る場所はには、アルファベットが割り振られている。この掲示板で自分が乗る番号と照らし合わせなければならない、ということに気づくまでに少々時間がかかる。
白老駅。このアルファベットは新函館北斗駅だと足元に書かれておりますます分かりにくい。

帰りの「白老」から「新函館北斗」は、海側の座席ではなかったので、ずーっと山を眺めることとなった。お陰でたっぷり寝られたあまり記憶はない。

この後は新幹線に乗ると思うと安心する。公共の乗り物で一番だよ新幹線は。

帰りの新函館北斗駅での乗り換えは時間に余裕はあったが、改札内の売店は駅弁売り切れていた。うん、まあ、そうだよね。食品ロスは減らしたいからしょうがない。ちょっとそんな気もしていたのでカロリーメイト持参していた自分偉い。

前にフェリーで札幌まで行ったのだが、港まで行くのがちょっと面倒。その点鉄道は自宅の最寄駅から行き先の最寄り駅まで繋がっているというのはやはり楽ちん。時間も読みやすい。値段は少々高めだが早割を使ったのでかなり抑えることは出来たし。
北海道新幹線が開通するの楽しみだなー。なにより北海道って意味もなくわくわくする。