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札幌の旅 フェリー

フェリーを使って札幌へ行った。「高速バス→フェリー→高速バス」のお得なプランを利用した。フェリーは、ここ30年使っておらず、勝手がわからないのでそういうプランがであれば、案内とか説明をしてもらえるかと思ったのだが。
放置でしたわ。
ネットに丁寧な説明書いてたけど読んでなかったー、だって案内してくれると思ってたからなー。
乗る高速バスは、そのお得なプランのためだけのバスではなく通常便。なので日常的によく使ってる風の年配の方とか、勝手に荷物の扉あけてキャリーケース詰め込んでるご婦人とか、ごちゃまぜ。
そして、そのプランの広告に書いてあるより全然多く止まるのねバス停。丁寧な説明のほうには書いてあったのだろうが読んでなかったし。
従ってそういう覚悟が足りず、しんどかったー。そういば自分、車酔いするタイプだった、都市同士を直通で繋ぐ高速バスは大丈夫なのだが、高速に乗るまで曲がり角の多い街中を走りバス停にちょこちょこ止まり、高速に乗ってもインターでいちいち降りバス停に止まるって辛い。
プラン予約者がやるべきというQRコードの読み込みは、バスに乗る時なのか降りる時なのか?とかね、そういう細かい事の説明もないので、手探り。で、また、このQRコードがなかなか読み込めなくて、後ろの人待たせて「すいません先にどうぞ、、、」「あ、読めましたー」とか言ってなんだかね。
搭乗手続きせずにフェリーに乗ろうとして戻される、なんてこともしまして。もちろん事前に説明をちゃんと読んでないのが良くないんですよ。高速バスの中で読めば良かったのだが、読むと酔うのよね。

バスを降りて急いで写真を撮ってフェリーターミナルに入るが急ぐ必要は何もなかった
フェリーターミナルからフェーリまでの道(搭乗手続きを忘れて一旦戻ったので誰もいない)
これから乗る船(動揺していたのでブレブレ)

フェリー乗船時は、搭乗手続き時にプリントアウトされたQRコードを係員に読み取ってもらう。すると「あなたのお部屋はここをまっすぐ行ってね」とかなんとか係員は言ってくれた。ようやく人にちゃんと案内されて嬉しい。
フェリーは2等室。昔だとフロアに雑魚寝してたよね。今はロッカーと簡易マットレスがあり、エリアが決められている。搭乗手続き時にプリントアウトされたQRコード付きの紙に部屋番号とロッカー番号が記載。「席」と呼ぶべきなのかわからないが、満席だったので写真など撮ってられず、公式ページを参考に。女性専用にしたのだが、女性専用の部屋は少ないから満席率は高いのかもしれない。

ロビーにはたくさん人がいて、体育会系の団体らしき人たちで盛り上がっていたが、女性専用2等室は、おしゃべりする人などもおらず静かであった。

ロッカーは、機内持ち込みサイズの私のキャリーケースは入ったが、他の人の一般的なサイズのキャリーケースは入らない様子。キャリーケースがゴロゴロして足の踏み場がない。女の子が「おかあさーんどこを歩けばいいの?」などと言っていたので、「ココ歩いていいよ!」と自分のマットレスの上を歩かせるなどした。ソコ、大人達は黙ってその上を歩いていたけどな。

フェリー内で便利だったのはサンダル。フェリー内は暑いので素足にビーサンで全然OKだった。これ。

乗船したらすぐに風呂に入ったほうが良いと知人に言われたので実行したが混んでて大変だった脱衣場狭いし。知人は、風呂が汚くなるからと言っていたが、そんなに潔癖症じゃないからなー自分。ちょっと遅れてのんびり入ったほうが良いかも。

荷物のまとめ方がイマイチでロッカーの中ぐちゃぐちゃになっちゃった。出し入れは最小限にしたいから、ココは工夫しないと。

夜中は、皆さん静かに過ごすよう努めていた様子だが、多少ごそごそ音と寝息は聞こえるのは仕方ない。耳栓とアイマスクすれば全く問題なし。真横になれるので、深夜バスより全然良い。
しかし、自分がいびきをかいているのでなないかとハッとして起きること数回。えー、そういうことで起きちゃうんだ自分。
色々と気にする性格だと、人がどうこうより、自分がうるさくしてないかしらとか、朝早すぎるからまだ大人しくしておこうかとか、気にしちゃって疲れるのだった。

でもね、帰りは個室を予約していたのだった。ははは。帰りのフェリーはプラス3000円で2等個室へ。フェリーによって部屋の作り方が、違うのね。お風呂も、行きのフェリーより帰りのフェリーの方が脱衣場が広かった。色んなタイプのフェリーに乗ってみたくなるわね。

狭いけど嬉しい個室。電源が使えるのがありがたい。両脇の部屋の音は全く聞こえなかったが、そもそも誰もいなかったのかもしれない。

ルームキーは、搭乗手続きの時に出てくるQRコードなので少々頼りないが、個室は快適。これだったらもっと長い時間乗ってもいいな、というかもっと寝ていたかった。

苫小牧のフェリーターミナルは、広くて綺麗だった。地方の飛行場の規模ですな。行きは早朝着、帰りは深夜発なので売店も開いていなかったけど、昼間に来たら楽しいところなのだろうか。

苫小牧←→札幌のバスも、やはりあちこち停まったのでしんどかった。行きのバスは満席で窓際の席をとれなかったので景色をゆっくり見ることもできなかった。今度来ることがあったら、電車を使ってみようかな。

旅行をパックで取ってしまうと、途中で気が変わっても変更できないのはしんどい。

苫小牧フェリー乗り場行きのバス停。雪降っちゃって大変大変。どーぞどーぞなんて言いながら近くの店の軒下でバスを待った。

高速バスに乗る時キャリケースあるとそれをまず載せなきゃならないので、窓際を確保しようと早くから並んでも、キャリケースを載せている間に追い越されてしまう。
キャリーケースを辞めるか、早めに並ぶのを辞めるか。

運転手さん一人で荷物乗せて、運転して、乗客の人数数えて、時間通りバス走らせなきゃならないの、大変ね。お客さん達、大変そうだなって思ってるらしく、乗り降りとか荷物乗せるのとか、速やかに済む様に皆さん気を遣っている。そこは良かった。高速バスって、横柄な人がいないのかもな。そりゃそーか。

でもまあ、色んな不便も楽しかったな。次はこうしようとか思えるの、いいな。