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隣の芝生は青く見える

農家の朝は早い?


農家の朝は早いと言われますが、私の勤務は7時半〜遅くても17時まで。
通勤に30〜40分くらいかかるので、7時前に出て17時半すぎに帰宅。子どもが学童を卒業してからこのスタイルです。
(学童時代はもうちょっと働いてました。)

パートから限定社員へ

週5パートとして入社し、3年め位から時間給の社員として勤務。行事がある時は時短やお休みを頂いてます。

農園自体は正社員は9時間勤務。7時半〜17時半が基本ですが、作業が押したり終礼が長引いて遅くなることも多々あるし、夏場のシフトだと4時半や5時からスタートします。

私も独身の頃、別の農業法人で働いていた頃はそうだったし、自然相手だから仕方がないよなーと思ってた。

あと一歩のもどかしさ

時間的制約がある今はそこがもどかしく、
作業が終わってなくても「すみません〜」と誰かに託して帰らないといけない。
夏だからと朝早くからも出られない。
終礼に出れないのでどうしても情報量に格差が出て、認識のズレが出てしまったり、情報共有が行き届かないこともある。

すみません〜とあと何回言わなきゃいけないのか、と暗い気持ちになることもある。

その点、独身スタッフは思う存分やれるし、
同じ子持ちの主婦でも中高生のママだと動ける時間が長く最後までいられる。
もっと任せてもらえることもあるだろう。

子どもにもうちょっと長くお留守番させてフルタイムで働くという選択肢ももちろんある。
でもそれも選べない自分もいます。

 「今」の自分にベターな選択を

ただ、家族を持ったから子どもを持ったから分かるようになったこともある。子どもがいるから、野菜の食べ方の工夫もするし、どんな情報があったら主婦は喜ぶかなーとか、どんな野菜が来たら嬉しいか、実感を持って考えられる。
20代の自分に見えなかった世界が見えるし、想像もできる範囲も広がった。

仕事も、時間長くいられないからこそ
持ち時間でどうやったら効率よくできるのか、
自分がいなくてもチームが円滑に作業を進められるか。
自分がやること、他の人にもやってもらえること。
現場でしかできないこと、家でもできること。

いいことも、悪いことも、どんな立場にでもあるはず。

モヤモヤはそんなに簡単には消えないし、
晴れたと思ったらまた迷い込んでしまうことの繰り返し。
時間的な成約がなくなる日を期待しつつも、
いい意味で開き直って、中途半端な今の自分だからこそできることを、できるように、やっていこうと思います。