プリンター ~非デジタルネイティブの憂鬱~ ガジェット#3
液晶画面で文字を読むのが苦手である。
すぐに目が疲れるのだ。
PCの外部モニターであれ、タブレットであれ、スマートフォンであれ。
(テレビはそこまで疲れないけど、あれは画面全体をぼんやりと眺めているからだろうか。)
職業柄、日々多くの書面と向き合っているのだが、液晶画面との相性の悪さは厄介である。
昨今では、紙ではなく、データへの移行の流れもある。
紙派はどんどん生きにくくなっている。
紙はスペースを取るし、検索語を入力することもできない。
でも、紙の一覧性、目へのやさしさは、いつの時代も変わらない(おそらく今のところは。)。
そんな私の自宅の執務スペースには、レーザーの複合機が鎮座している。
この方だ。
断っておくが、自宅の執務スペースはそこまで広くない。
なので、机と椅子のすぐ隣に鎮座されている。
メインの用途は印刷なので、スキャナー部分のところに読みかけの書籍やメモパッドなどを置いて、上手にスペースを活用している(本来の用途とは異なるので、皆様は参考にしないようにされたい。)
私は圧倒的紙派であるとともに、書き込んだりハイライトをしたり汚しながら文章を読まないと文章が頭に入ってこない。
そして、インクジェットだと、ハイライトで文字が滲むので、レーザーを選択することになる。
スキャンも定期的に使うので、複合型のプリンターは重宝する(スキャンする場合には、読みかけの書籍やメモパッドをせっせとどかす必要がある。)。
厚紙・ハガキの印刷もできるし、写真の印刷もできる。さらに、封筒にも印刷ができる(最近ほんの少し四苦八苦して、使い方を覚えた。が、あまり使わないので、すでに忘れかけている。)。
こういった単発のイベントにも柔軟に対応できるのが、複合機の優れたところである(体積の柔軟性も欲しいところだが、贅沢ばかりは言っていられない。)。
トナー代もかかるので決して安い買い物ではないが、それでも圧倒的紙派を支えてくれる優秀なガジェットである。
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