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書き留めていきたいこと

わたしは自然科学を対象に研究開発をする生活を続けてきた。結果的にその視点からさまざまなことを見て、考えている。自身が忘れっぽいこともあって、思ったこと考えたことを整理するつもりでnoteに書き留めていきたいと思う。
そんなわけで書いていくのは自分の見解で、世の中の真理とかではない。起こったことや現象から、わたしが思ったこと考えたことを文章にして整理することでわたしの中での真理をみつけ、世の中の事象や人間の普遍的問いにまでせまることができたらいいなと思っている。 
更に欲を言えば、これまで完全にひとりで続けてきたこの活動に客観的視点を足してくれる優しいひととの出会いを期待している。

これから書き留めていこうと思っている項目は以下のとおり。

●育児

このコロナ禍において0歳の人間の赤ちゃんを育てている。
そのなかで感じることが多く、いま書き留めておかないと忘れそうなので日記的に書いていきたい。
赤ちゃんが生まれる瞬間まで本当に自分が育児をするという実感がなかったため、失敗もたくさんした気がする。後進の方のために役立つ情報も書けたらよい。

あと、わたしは犬も飼っている。犬と赤ちゃんの関係性について、世の中にはほとんど情報がないため手探りでやってきたことも書き留めたい。


●noteをはじめるきっけかになったコーチング

育休中のわたしは自分を見失っていた。
なんなら出産前から見失っていた。
自分のやりたいこと、キャリアのこと、育児のこと、家庭のこと、幸福とは。
10年以上前のわたしが自己分析したときには存在しなかった、考えてひとまずの答えをもたなければいけないことが山積みになっていた。
わたしが自分について深く考える必要性を感じていたときにSNSで知ったのがコーチングという手法である。

コーチングを受けた結果、わたしは言葉で自身のことについて理解を深め、整理していることに気が付いた。逆に言葉にしないとモヤモヤして落ち着かない。そういうわけで自身の考えたことを自由にnoteに書いてみようという発想にいたった。セッションで得たものを残しておきたい。


●わたしとはなにか、生きること、幸せ

わたしが自然科学者を目指すことになった、明確なきっかけがある。
モラトリアムの時期にありがちな、哲学的問いにこたえたいと思ったことである。わたしとはなにか?生きる目的があるのか?わたしにとっての幸せとはなにか?この世界のことをわたしはどう捉えるのか?
哲学から数学、物理学が生じたように、自然とわたしも自然科学の道に進んだ。
そこで学んだことは多いが、学べば学ぶほど世界は分からないことだらけであるということも分かった。
分からないことだらけの世界で唯一自信をもって分かることは、わたし自身がどう考えてとりあえずの結論したのかということだろうと思う。そういうわけで、わたしはわたし自身の見解について考えを深めるのがよいと考えている。


●技術者として女性が生きること

世にいうリケジョなどと言われる存在であるところのわたしは、女性であることで恵まれたこともあったと思うし、そうでなかったこともある。わたしが思うにおそらく日本において、女性が技術者として生きることはこの2020年においても困難が多い。
そもそも理系の人間は男女関係なくなんだか生き辛いのではないか。理系であるというだけで、冗談の通じない、固い、なんだかよくわからない研究をしていて取っつきにくい、そういうイメージが先行する。孤独である。
経営者が経営のことについて話をするように、営業マンが営業テクニックについて話をするように、研究者だって自身の研究のことを話して理解してもらいたいと思っている。少なくともわたしは。それが「難しいことはよくわからなくて」のひとことで拒絶されるのである。
まずは同じ人間として扱ってもらいたい、というのが今のところのわたしの見解だ。

女性の技術者はわたしの周りには少ないし、わたしも実際にやってみるまでそのしんどさというのを知らなかった。
研究というのは世の中のひとが思っているような孤独な作業ではない。人の協力がなければ進まないものは一生進まない。業績がきちんとしている技術者は、実際に会ってみると人好きのする人物であることが多い。なので世にいうリケジョは女性でありながら男性社会に入っていかなければいけないのだ。女性同士とは明らかに違うコミュニケーションの取り方をしなければならないし、男女でコミュニケーションの取り方に明確な違いがあると認識しなければ、つらくて仕方がなくなるひとも多いと思う。
このあたりのことについて、愚痴にならないように気をつけながら(ほんとうに細心の注意を払って)わたしが思うところを書き留めていきたい。


いまのところ以上を思うままに書いていきたい。更に書きたいことが増えたらそれはそれでわたしの幅が広がったということである。自分の幅が広がることを期待して、いちばん最初の記事としたい。



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