見出し画像

岩田剛典に捧ぐ、祝辞

※この記事は岩田剛典(通称:岩ちゃん)ファンのアラサー女子が、ソロデビュー曲「korekara」のリリースを記念し、想いを綴ったものです。
※あくまで個人的感想・解釈・見解によるものです。愛とエールはしっかり詰め込んでいます。
※意図せず、情熱大陸のナレーション風に仕上がってしまった件につきましてはご容赦ください。


ソロプロジェクト「Be My guest」始動

今年デビュー10周年を迎えた三代目J Soul Brothers。
メンバーの岩ちゃんは、ファンへ感謝を表す場、おもてなしの空間を届けたいという思いから「Be My guest」と題しファンミーティング開催を中心とするソロプロジェクトを始動。
今回のソロデビューもそのプロジェクトの一環である。
このタイミングでの歌手デビューは予想外ではあったが、ファンにとっては嬉しいサプライズだ。


こだわりのセルフプロデュース

EXILE、三代目のパフォーマーとして活躍する岩ちゃんだが、いい意味でEXILE TRIBEに染まりすぎていないところがデビューシングル「korekara」にも表れている。

グループのいちメンバーではなく、岩田剛典という個人の魅力とアイデンティティがそこには確かにある。
「自己紹介も兼ねた楽曲」と言うように、今の等身大の彼が体現されている。

今回、岩ちゃんは制作段階から全てに携わっており、その姿勢から、彼の本気度が伝わってくる。
「パフォーマーである自分が歌を歌うことは賛否両論あると思う、その上で挑戦することにした」という発言からも強い覚悟が伺える。


デビュー曲「korekara」

CDジャケットに岩ちゃんの姿はなく、アメコミ風のアートが描かれている。甘いルックスをあえてここでは出さず、焦らしてくるあたり、ずるいと思う反面、ジャケットからも彼のセンスを感じられるのはある意味贅沢だ。


対してMVは、彼の素材の良さを最大限に味わえる。
手の込んだセットや華美な衣装ではなく、白シャツとフーディーをゆるっと纏うその姿は、まさにCHILL。
心地良いジャジーなサウンドと優しく包み込むような歌声が軽やかなグルーヴを奏でる。

リラックスした雰囲気の中でも、彼の魅力を存分に引き出した映像に仕上がっているのは、キラキラした岩ちゃんではなく、素の岩田剛典を知る、学生時代の友人が撮影したからに違いない。

ずっと最前線を突っ走ってきて、ようやく一息つけるようになり(もちろん今も変わらず多忙だが)、少しばかり肩の荷が下りた今だからこそ、ちょっと脱力した、それでいてエモい作品が完成したのだろう。

2014~2016年、飛ぶ鳥を落とす勢いだったあの頃に歌手デビューしていたら、バッチバチにキメた衣装に、ダンスを前面に押し出したゴン攻めな楽曲になっていたかもしれない(それはそれで聴いてみたい)。


贈る言葉

大学生から社会人へ、一般人からスターへと駆け抜けた10年間、岩ちゃんは血の滲むような努力をし、さまざまな葛藤と苦悩を乗り越えてきた。
普通なら、こんなに頑張ったんだよ、と言いたくもなりそうだが(私なら間違いなく大声で言う)、そういったことを決してアピールしたり押しつけないスマートさが彼の数ある魅力のうちの一つであり、人気の理由でもあると感じる。

あまり感情を表に出さないがゆえに、クールに見られがちだが、実は人一倍熱く、強い気持ちを内に秘めているのではないか。今回の「Be My guest」プロジェクトも彼のファン想いな一面から生まれたのだろう。

フラッグ


この10年間、ファンとして最高に楽しかった。
岩ちゃん、本当に幸せな時間をありがとう。
きっとこの先も、彼は私達ファンに新しい景色を見せてくれるに違いない。

ファンとして、岩ちゃんの「これから」を追い続けたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?