二次創作が私を救ってくれた件

私は二次創作をしています。小説のみです。
内容は、日常ネタ、ほのぼの、シリアス、BL、百合など色々。
オリジナルは不思議とあんまり書けなくて、二次創作の濃ゆさとか雰囲気が好きです。

五年ほど前、とあるアニメにハマりまして、自分でもまた二次創作をしてみたいと強く思ったのです。
それから、スマホのメモ帳機能を使ってちょこちょこ書くようになりました。
書き出すと楽しくて楽しくて、でも難しくて。
まず、「このキャラはこんな台詞言うのか?」「こんな行動するのかなあ?」などなど…。笑
まあ、二次創作だからある程度自由にやっても良いけれど、あまりにもキャラからかけ離れている言葉遣いや立ち振る舞いだと寒い。
それで、少しずつ探り探り書いていく感じでした。
それで、原作にちょっとしか出ていないキャラだと書くのが大変なんですよね。
あとでプロフィール公開になっちゃうと、「あ。なんか、私の書いたやつかけ離れててすいません。。」的な気持ちになるというか。

まあ、それは置いといて。
救われた、というのは幾つかありまして。
一つ目は「新しい趣味ができて、視野が広がった」。
オタクなので、家の中でチマチマ創作してるわけですが、やはり趣味って一つだけより、三つ四つあったほうがいいんですよ。少なくとも私の場合。
これは、美輪明宏さんもおっしゃってて。「趣味はいくつかあって、分散させている方がいいのです」とおっしゃっていました。
一つだけの趣味に強く集中しているのってカッコイイイメージがあったけれど、必ずしもそうでは無いんですねぇ。

今までも、ちょこちょこ二次創作はやってたんですが、ガッツリではなく。
Twitterで同志(同じアニメを好きな人)を探して繋がったら、凄く感想をくれる方が多くて、しかもめちゃくちゃ褒めてくれて涙が出てくるくらい嬉しかった。
こっちもその方の作品を読ませてもらい、感想を送ったらとても喜んで貰えて、ぽんぽんと幸せが繋がっていく音がしました。

二つ目。
趣味に集中することで、ストレスが減りました。
私は主婦なので家事育児、パートなどの仕事があるわけですが、そこに趣味を敢えて加えることによって、集中の時間を脳内で分ける事が出来て、スッキリしました。
例えるなら、パートの定時が来て「よっしゃ終わり!帰るぞー」みたいな気持ちでしょうか。
脳内で切り替えをするのがとても良いみたいです。

三つ目。
改めて、日本語の美しさや響きが好きになりました。
元々、日本語の響きや曖昧さが好きなのですが、使う人とTPOに寄っては非常にめんどくさいです。
ですが、そこは自分の作品内であれば、ハッキリ書いてもボカして書いても自由!
色々と季語とかを調べたり、改めて好きな作品を読み直してメモしたりしました。

四つ目。
自分の感情を整理出来る。
書いているのは、キャラの感情やキャラが住んでいる街の風景描写ではあるんですか、喜怒哀楽や憎しみ、妬み、羨ましいと思う気持ち、または全く説明出来ない感情や心の疲れを描くことでツークッション置いて、自分の感情や思いに気付く事が出来ました。

と、書くと「自己作品に感情移入キモチワルイ!💢」という方もいらっしゃるかもなのですが、まあそういうキッカケもあったと言う事だけ書いておきます。

例えば、怒り過ぎて呆れているとか。
悲し過ぎて、通り越して無感情になったとか。
心配させられて悲しかったから怒ってるとか。
そういう感情のドッキングカクテル?みたいなものも見えてきました。

これは、だんだん普段の仕事(介護の仕事です)にも活きてきまして、「実はこの人、怒ってるというより悲しかったのかもな」「心配してらっしゃったのかもな」と想像出来るようになってきました。
あくまでも、こちらは想像の枠を出ないんですけどね。

五つ目。
文章を書く方と交流できる。
こちらも、Twitterがメインなのですが創作をしている方としていない方って違うし、文章を書く方、絵を描く方でまた違うんですよね。
でも、文章を書く方の楽しさや悩みとかを相談しあったり、ワイワイ話したりしてとてもラク…というか救われました。


以上、そんな感じです。

Twitterで出会った方とは、会ったことある人、ない人、色々ですがどの方もとても大事です。
基とするところが一緒で価値観が似てるからです。

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