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適応障害と診断された私

思いのたけを思いのまま綴れる場所が欲しかった。
ただそれだけのことです。

適応障害と診断されたのは、昨年の12月13日のこと。
忘れられない日。
私は橋を渡ってました。
いつも通勤時に車窓から見える橋。

その頃の私は、いつも時間を刻んでいました。
お昼まで…。夕方まで…。次のお休みの日まで…。
それが日に日に短くなって
毎日、会社に行かなくても良い理由を考えていました。

心療内科ってね、
初診で、すぐに診てもらうのは難しいのね。
電話で1件目は断られたのだけど、2件目ですぐに切ろうとした私に、すかさず声を掛けてもらって。

「明日の18時なら空いてますよ」

その電話に出てくれた女性に本当に感謝して明日、あと1日だけ出社してみようと思えた。
でもいざ出社してみたら
もう、夕方までは気持ちがもたなくて。

周りのみんなはとても優しくて
そんなことを私が考えていたなんて微塵も思っていなかったと思う。

会社を出て、橋を渡って、時間を掛けて病院へ。
初めて嘘をついて、会社を抜け出しました。
結果、そのまま休職になったのだけど。

私は、どうやったら会社に行かなくてよくなるのかが分かってなくて、でも、会社に行きたくないことだけは分かっていて、
初めての診察でボロボロと泣いてしまった…

結果、先生に「病名は付くのでしょうか?」と伺うと

「適応障害の症状ですよ。あきらかに」と言われて初めてホッとした。

なんでだろう。
信じてもらえない?
これは何でもないことなのかもしれないと
なぜだか思い込んでいたので。

今、考えると、どうして自分がそんな風に思っていたのかが、よく分からないのだけど。

一瞬で、明日から会社に行かなくてもよい切符を手にしてしまっていました。

#適応障害
#休職

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