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私の小さな復讐

本日、退職面談へ。12年間、勤めた会社を退職しました。
約束の時間すぐに会議室に通されたので、誰とも会うことなく手続きを終えることができました。

ふと昨夜、夜中に思い付いた私の小さな復讐。

その1
社長と前の部署の部門長へ退職の挨拶状を書く。
休職中で社内メールも使えないため、便箋に手書きで丁寧にお礼状を作成して持参しました。
本当に感謝の気持ちを込めた手紙は封をせず。
このような形で退職するので「中身が心配なことだと思うので確認いただいて構いません」と告げて人事の方にお願い。

感謝の気持ちは本当で、宛名は社長と前の部門長。
上司と今の部門長をあえて外す、私の小さな復讐。

その2
お世話になった方への菓子折りではなく、父の墓参りに行った鎌倉のお土産を「総務と人事の方で召し上がってください」と持参。
休職中、大変お世話になった優しい方たちへ。

その3
花束を持参する。本当に小さなブーケを自分のために購入。
誰に会ったとしても「可愛い花束ですね」と言われたときのセリフは最初から考えていた。

「花束ひとつも持ち帰らないと母が悲しみますので」

そして私の分かりにくい独りよがりの小さな復讐は終わりました。

これからは前だけを向いて生きます。

#休職 #適応障害 #退職

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