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「大丈夫。」「まあしょうがないよね。」「よくできたね〜我ら」と鼻歌で産後を乗り切ってますよ。

8月ももう終わりますね〜。アチ〜。
滝のような汗をかいても夏は好きなので、終わって欲しくないな〜と思いつつ涼しくなって欲しいという矛盾を毎年抱えますねこの時期。

さて、妊婦時代ばかりじゃつまんないんで、産んでからのこととかもつらつら書いてみようかなと。

産んで4日間は産院にお世話になったので悠々自適な暮らしでしたが、退院後は母も家事など得意じゃない上に、むしろわたしが母の世話をするような構図になってたんで早々におかえりいただき、色々重なって実は1-2ヶ月ほぼワンオペでした。

昔少しだけ海外で保育士もどきしたし、教育学部だし、子供好きだし、というベースがあったとしても、生まれたてホヤホヤなんて産んでみないと経験できないわけで。

3.4kgほどで生まれた我が子はそれだけ聞けば大きいわね〜ですが、実際は片手でヒョイっと持ち上げられるほど小さい存在。

これがきっかり3時間ごとに起きてミルク飲んで寝て起きてミルク飲んで寝て、1日1回気合入れてうんちする。
ただひたすらこれを1ヶ月以上繰り返すわけです。
ワンオペはこれに加えて1日1回の沐浴も一人で行います。(これの名残で今でも一人で入れてます。正直難しくはないしね。)

わたしは自営だし、産んだ前後で新事業が始まったり企画も何本か並走しているわけで、この3時間区切りの合間ないし時には同時進行で日々を暮らしていきました。
この間に食糧調達も、掃除も、洗濯も、宅急便受け取りも各種支払いも全部一人で行うわけです。

自営はただでさえ自分のことを全部自分でやるわけですが、ここにもう一人分加わった感じですね。

もちろん、大変でした。

でも、何が起こっても、我が子にもだし、自分にもだけど、いつの間にか無意識で実際に声に出して言い聞かせた言葉があって、それが案外よかったんかもなと思うのでここにメモしておきます。(今だにだけど)
これから産む人、今産んで困ってる人の何かの参考になれば。

①「大丈夫。」

オムツ替えに失敗、ミルクあげるのに失敗、沐浴に失敗、せっかくあげたミルクも吐き戻し、急に世界の終わりみたいな泣き方などなど。。。。
そういう時はとにかく抱きしめて「大丈夫。」ってずっと言ってました。
どんなことがあっても大丈夫。
失敗ばっかりだけど大丈夫。
大丈夫って言ってればなんとなく大丈夫な気がしてくる。

②「まあしょうがないよね」

「大丈夫」とセットで出てきてた言葉はこれ。
うまくやろう、成功させてやろうなんて思えば思うほど自分を追い込むし、追い込むとよりできなくなる性格なので、潔く諦めてました。
だってしょうがないじゃん。
お互い初心者なんだもんね。
母だからってわたしだってあなたと同じ月齢よある意味ってね。
ま、次もよろしくね。
また失敗しても、それもしょうがない。1回でうまくいくわけないさ。
お互いナマモノなんだしね。
この心持ちが産後クライシスとか鬱にならなかった大きな理由だと思う。

③「よくできたね〜我ら」

よくできたのは、赤ちゃんだけじゃない。
うんでわかるけど、母子のリズムってのが大事なんだよね子育てって。
赤ちゃんと対峙して改めて見直したけど、人間は皆地球のリズムで生きてるってこと。
リズムやテンポがうまいこと合って、いいグルーヴ感掴めた時は、なんとなく高揚感ありましたね。
そういう時は、お互いに褒め合う。
赤ちゃんだけじゃなく、一緒にできた自分、それを受け入れられた自分を自分が一番甘やかす。褒める。ここに遠慮はいらない。大変な時こそ小さなことを褒め合う。

番外編で言うと「なんでこうなの?」「意味わかんない」とか言いがちだけど、言ったとしても最後は上のどれかを言って肩の力をとにかく抜く。
これ結構大事だよねって、今でも思います。

あとは、サボりましょう。
サボるのは、頑張っている人の特権なので。
サボるの下手な人。
好きな音楽かけてみて。恥ずかしいとか思わず大声で歌ってみて。
わたしも結構気づけば鼻歌増えました。
鼻歌恥ずかしげもなく歌えるようになると、結構恥ずかしさとか、変な意地って消えてくるよね。
人ってそうやってうまく気を抜けるようにできているんだと思う。
無意識にやれていること・手放せることを否定せずに。
これが産後ボロボロな中でもできることかなと思いますね。

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