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インナーチャイルド、ちいさな自分の癒し方。

「心の穴ぼこ」、「心の器のひび割れ」、言い方はいろいろありますが、結局みんな同じことを言っていますよね。その解決方法、インナーチャイルドを癒すと良いと言いと言われています。私は【ちいさな自分】と呼んでいます。この記事ではその【ちいさな自分】を癒す具体的なワークを紹介します。

過去のこの記事もご参照ください

癒しを成功すると見えてくる世界


腹落ちすると、世界が180度変わるような、別世界に来たように感じるはず。世界は愛で溢れていて、満たされていて、自分は愛されていて完璧で心地よい。世界は安心できて信頼できて、どんな自分でもなんとかなる。そんなあったかくて、きらきらしていて安心感のある世界を体験して下さい。

私は自己流で、このワークを生み出し、ぱかーんと世界が変わりました。その頃セッションした女の子たちも成功しましたので、よかったら。

仕組み

心の穴ぼこや心に入ったヒビとあらわされるものは、あなたの根源にある【生理的欲求】【基本的信頼】【安心】【安全】【愛着】と心理学者が表現するようなものが、得られないまま大人になった人が感じるものです。

心理学者マズローは「欲求階層説」エリクソンは「心理社会的発達」ボルビィは「愛着理論」を提唱しています。(詳しくは本読んだり調べたりしても面白いですよ)

要するに。(イメージしながら聞いてください)
あなたは生まれた時、何もできない状態で生まれてきました。泣くことしかできません。お腹が空いても体を動かすこともできないし、言葉で伝えることもできません。唯一「快」「不快」は表現することができます。お腹がすいた、さむいあつい、さみしい、つまらない、痛いなどの「不快」は泣いて表現できます。その時に大抵の場合、傍に居る保育者(母親)があなたの「不快」を取り除いてくれます。微笑んでくれ、声をかけてくれ、抱きしめてくれます。そしてあなたは「快」の状態となります。その繰り返しをしていく中で、あなたは「この世界というものは、自分が何もできない存在でも、あたたかく愛に溢れた優しい安全な世界なんだ」とだんだんと理解をします。そしてその土台は揺るぐことなく、自分でもできることが徐々に増え、新たな世界に挑戦していくことができる。これが幼少期の発達課題を達成した人たちの心の仕組みです。ちなみに、幼い頃の保育者(母親)という存在はあなたはあなた自身と同一視しているので、「快」を与えてくれるものが、「人からくるものだ」と理解せず「自分は快になれる」と認識します。
彼らは、この世界を疑うことなく、安心していて、心が満たされた状態で生きています。自分や世界への信頼があるので、自分の声や自分の好き嫌いに従って人生を歩んでいくことができます。土台がしっかりしています。こちらからしたら理解できないような自信をもっていたり、突飛な行動をせずに自分の好きなことや得意な事を伸ばし人生を築いていけている人たち(うらやましい)


 一方、幼少期、その安全や信頼を得られないまま育つ人もいます。それが、私たち「心に穴があいている」「何をしても満たされない」人たちです。
 あなたが赤ちゃんの時、お腹が空いて泣きました。泣いても泣いても、誰もあなたを抱きしめてくれません。あなたは空腹と寂しさと不安でぐちゃぐちゃになり、助けを求めて泣きます。泣き続けても、誰も助けてくれない。赤ちゃんながらに、「私はひとりぼっちだ。助けを求めても何もいいことはない。世界は信頼できない。」と泣くのを止め心を閉ざします。とても不安定なメンタルですね。
また、保育者が、機嫌の良い時はあなたにやさしく、機嫌の悪い時はあなたのことはないがしろにしていた場合は、あなたは幼いながらに保育者の顔色をうかがい、保育者が喜ぶことが自分の喜びだと認識し、自分の心の声を抑えて成長します(そうしないと生きられないのだから)。誰かいないと自分がわからない、満たされない、誰かに評価してもらえないと不安でならない、そんな大人になります。自分の好き嫌いもよくわからないので、環境に押しつぶされたり、突飛な行動をして人生を積み上げることが困難だったりします。(ワーク2おすすめします)

そんな昔のこと、覚えてないよ。と思うかもしれませんが、その小さい時身につけた世界の認識方法は、大きくなっても疑うことなくそのまま持ち続けています。今の大人のあなたは、自分で歩いてごはんを食べにいけるし、寒い時は服を着れるのにです。

あなたの中には、ずっとその頃のあなた【ちいさな自分】が「不安だ、辛い、悲しい、助けて」と、泣いたり心を閉ざしりしたまま、そのまま存在しているのです。

その【ちいさな自分】を泣き止ませてあげましょう。世界は安心できるところで、あなたはそのまんまで満たされて愛されて素晴らしい存在だよと理解させてあげましょう。

ちいさなあなたが満たされると、今のあなたの心のひびや穴は消え、あなたの人生を歩み出す事ができます。他の普通の人たちのように。

やり方1

  1. 落ち着ける所で行いましょう。(泣いてもいいところで。)紙とペン(2色あるとよい)を用意しましょう。

  2. 紙の真ん中にあなたの絵を書きます。簡単で構いません

  3. あなたの周りをぐるぐると円をかいたり、ハートで囲ったりしながら、あなたの中の【小さな自分】に話かけてみましょう。ぐるぐるは続けたまま対話しましょう。【小さな自分】が見つかったら、「悲しかったよね」「辛かったね」「抱っこして欲しかよね」と泣いている理由を受け止めてあげましょう。そして「よしよし大丈夫だよ」と頭を撫でて抱きしめてあげましょう。そして、本当の世界のことを話してあげましょう。「本当はさ、お母さんはあなたのこと愛しているんだけど、うまくあなたの要望に反応できなかったんだよ。お母さんも未熟だったんだね。あなたは辛かったと思うけど、本当はこの世界は愛で溢れているし、あなたは愛されているし、安心できる場所なんだ。もう泣かなくて大丈夫。これからは私があなたの声を聞くよ。好き嫌いも教えてね。」と対話をしてください。対話中もペンであなたをぐるぐると何重にも囲ってあげ続けましょう。
    あなたの中の【ちいさな自分】は、とても素直です。「そうなのね!」と理解してくれたら、泣き止んでくれます。「世界は本当は素晴らしい場所で、あなたはそのまんまで素晴らしいんだよ!」と伝えてあげましょう。もし納得してくれないのなら、まだ泣いている理由を受け止めてあげれていないのかも。なんで泣いてるの?何がつらいの?どうして欲しい?と何度も聞いてあげましょう。

  4. 【ちいさな自分】が「そうか!」と納得してくれれば、あなたの心の穴が塞がり、あなたの世界は満たされたものに変わります。パンと柏手を打ったように変わります。自信や信頼、安心安全で、誰にも傷つけられない土台ができます。そんな体験をしてください。今のあなたの状態で人型を描き、ハートやまるでかこってあげましょう。写真2



やり方2

  1. 画像参照してください。おなじく静かな集中できる場所で、紙とペンを用意します。

  2. 今まであなたはまわりに影響をされていました。矢印を自分に向かって書きます。

  3. しかしこれからの矢印は自分から世界に向きます。

これにより、誰にも傷つけられることの無い強いあなたが生まれます。


おわりに

是非やってみてください。
あなたは幸せになるべき存在です。あなたはそのまんまで素晴らしい。楽しむために生まれてきたのだから。あなたを幸せにできるのはあなた。

【ちいさな自分】を納得させられても、何か満たされない感じ、何か劣等感だったり、無価値観を感じる時は、その先にいる、小学生くらいの自分と対話してみるといいかもしれません。その頃の自分は「優等生」であることが課題として持っています。ここがネックになっているのかも。


追記

心が満たされてから、あの日々の焦燥感や不安感、孤独感はなんだったのだろうと不思議になるくらいに、メンタルは安定したのですが、思考の癖というのはなかなか抜けないもので。気が付くと、自分の声が聞こえなくなり、他人の価値観を取り込もうとしたりして、失敗ばかりしている私です。
それを克服した方法も簡単ですが紹介させてください。

それは私を5人に別けて、困ったら5人と相談する。というやり方です。

  1. 【ちいさな自分】べべちゃん→本質的な欲求や好き嫌い

  2. 少年みっつー→無敵で好奇心旺盛。自分はなんでもできると信じ切っている行動派。

  3. 賢者様→1000年生きてる賢者。あらゆる知識知恵を持っている。調べることが得意。未来はわからないが過去から判断をすることができる。しかし失敗も経験と喜びがちで、こっちから質問しない限りなにも言わない

  4. 女神様→「感謝」が口癖でよく感動して泣いたり慈愛に満ちている。人の為になにかしたがり。

  5. 肉体→体をうごかしたり、感じたり。

よかったら参考にしてください~。がんばりましょー!

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