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22th romance: 失恋からの立ち直り方

2020.7.29 失恋からの立ち直り方鑑賞。

最近なんだかばたばたして書けてなかった、、映画も2日かけて1本見られているかなくらいな状態。
でもゆるりと続けていきたいなと思っている、この習慣。

今回みたのはペルーが舞台の珍しい映画。

タイトル通り、失恋したアラサーの女の子、マリアフェが主人公で、そこからどのように立ち直り、自分らしさを取り戻していくかという話。

ストーリーは、マリアフェが6年付き合った彼氏に遠距離恋愛中に唐突に別れを告げられるところから始まります。

その日は落ち込み、怒り、発狂し、すがり、彼にメッセージ送りまくったり、留守電残しまくったりするマリアフェ。いかにもな失恋初期症状。。

そこに手を差し伸べるのが友だちと仕事と夢。
友だちは彼を忘れさせようと、楽しいことにもヤケになることにも付き合います。こういうときの友だちの存在って本当に尊い。。

そして仕事でも新しいプロジェクトの担当をすることになり、自分の体験を活かしたりと前向きに進んでいきます。

夢については、作家になりたかったという子どもの頃からの夢を親友の叱咤のおかげで思い出し、自分が失恋から立ち直っていくさまをブログで綴っていくことをはじめます。そのブログがすごく反響になり、ちょっとずつ自分の自信を持ち直していくマリアフェ。

よく失恋を忘れるには新しい恋といいますが、この映画をみると自分自身を見つめ直し、自分のほしいものを理解することこそが失恋の処方箋なんじゃないかなと思わされます。

そしてそれに必要なのが周りのサポート。
この映画の場合は友人、親友こそが主人公の支えとなり、後押しとなります。

失恋直後は自信も失うし、つらいし、孤独を感じるし、先も見えなくなり、ただただ不安になります。
でもそんなときに周りが自分を見守ってくれて、自分のハチャメチャな行動にも付き合ってくれる。
そんなことでまた少しずつ前を向く機会につながります。

そして落ち込んだあとにがんばろうとなるのはやっぱり夢中になれるもの、ほしいものがあるから。
それは仕事だったり、新しい夢だったり、はたまた過去のやってみたかったことだったり。
自分自身と向き合う中で、本当に大切なものが、大切にしたいことがみえてくる。もしかしたら、その機会をくれるのが失恋なのかもしれない、そんなふうに思いました。

恋をしてるとき、どーしても良くも悪くも相手の影響をうけ、相手の色に知らずのうちに染まることがあります。
それは悪いことではないし、素敵な面もあるけど、自分自身を見失ったり、やりたかったことを後回しにする言い訳にしたりするのなら、その恋愛の形を見直したほうがいいのかもしれません。

それが自分発信であれ、相手発信であれ、失恋するのはつらいし、できたらしたくないものだと思います。傷つくし、悲しくなるし、つらいし。。

でもマリアフェの最後のキラキラした様子をみると、失恋は成長する機会にもなるし、より自分らしく生きていくための決断をするきっかけにもなるのかもしれないと思いました。

失恋したことあるひとなら、痛いくらい気持ちがわかるし、同時に真っ直ぐに自分を見つめ直すマリアフェに勇気をもらえる映画だと思います。

うん、すきな映画でした!

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