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セレーナ・ゴメスみたいになりたい

昔から海外セレブのゴシップが好きでした。
日本の有名人とは違うスケールの大きさのニュースも、大学のサークル内恋愛のような身近でくっついたり別れたりくりかえしたりするしょうもないようなニュースも、なんだか気になって見てしまうのは10代の頃から変わらず。

未だにVOGUEやほかのメディアで流れるニュースを日々楽しみに?見ています。
中でも、わたしが好きなのはよくラブコメででてくる「ソウルメイト」ぽいカップルのニュース。

ジェニファー・アニストンとブラピ、マイリー・サイラスとリアム・ヘムズワース、エマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールド。
みんな別れてしまったカップルですが、なんだかお似合いでふたりで画面上に出てるときは本当に幸せそうで、お互いがお互いのために生まれてきたような感じさえありました。
そう、それが「ソウルメイト」ぽさ。

でも結果的にみんなお別れしてるので、わたしのソウルメイトレーダーはあてにならないのかもしれないのですが、見るひとにあのカップルずっとうまくいっていてほしいと自然と思わせるのです。

セレーナ・ゴメスとジャスティン・ビーバーもそのうちのひとつでした。

お互いにとって初恋のようでいつも初々しく、セレブの表舞台にふたりで仲良さそうに出席する様子は、いつもわたしに「そのまま初恋成就して!かわいいスターファミリーをつくって!(そしてリアリティ番組やって笑)」と思わせてくれました。

くっついたり離れたりをしつつ、その間に違う人とそれぞれ付き合ったりもしてたけど、最終的には結ばれるはず、そんな気持ちにさせてくれたのが、一昨年くらいに復縁したとき。それなのにしばらくしてあっけなく破局。そしてジャスティンは間もなく、皆さんご存知のようにヘイリービーバーと結婚。今はヘイリーと連日イチャイチャして、ゴシップを相変わらず賑わせています。

一方、セレーナは自分のメンタルの病気を公表したり、太ったとゴシップにかかれたりしたものの、ラブライフについてはあまり大きな話題にはならず。大丈夫かなーと勝手に心配していました。

その中で去年の寒くなる頃、リリースされたのが「Lose you to love me」と「Look at her now」の2曲でした。どちらもジャスティンとの失恋を乗り越えたということを伝えるような歌です。

特にこの「Lose you to love me」の歌詞では、正しくジャスティンとの関係の精算が自分の本当の姿を取り戻すためには必要だったということを強く歌っています。

歌詞の中にはこんなフレーズがあります。

You promised the world and I fell for it     
I put you first and you adored it
Set fires to my forest
And you let it burn
Sang off-key in my chorus
'Cause it wasn't yours
I saw the signs and I ignored it

あなたは世界に向かって関係を約束してくれて
私はそれを信じたの
私はいつも1番にあなたを優先した、あなたはそれが大好きだったから
あなたは私の森に火を付けて燃え上がらせた
私の曲のコーラスのキーをわざと下げて歌ってた
あなたの歌じゃなかったから
よくない兆しはあったのに私は見ないフリをしたの
~~~~~

I needed to lose you to find me
This dancing was killing me softly
I needed to hate you to love me

自分を見つけるためにはあなたを失うしかなかったの
こうして踊ることで私は少しずつ殺されていってた
自分を愛するためにはあなたを嫌いになるしかなかったの

よく恋愛関係で陥る失敗だなと思います。私も経験があります。笑

多分セレーナはジャスティンを本気で愛していたと思うし、大切に想っていたのだと思います。

でその気持ちが大きくなるあまり、多分自分の時間や、自分の本当の気持ちなど、自然とジャスティンに合わせて行ったんじゃないかなと推測します。

そしてそれも恋愛ではよくあることだと思います。もちろん私も経験あります。笑

セレーナにとってそんな存在を失うことのショックを考えると、心が痛くて仕方ないし、自分の過去の恋愛を重ねて泣きたくもなります。

でもその存在を失ったからこそ、きっとセレーナは、自分と向き合って、本当の自分自身、そして自分を大切にすることを理解し、より素敵な女性になれているんだと思います。

その前後で自分自身のメンタルの病気を告白したことも、病気によって太ったことをゴシップ誌に書かれて、自分の体について誰かにとやかく言われる筋合いはないと表したりしたことも、全部そこが出発点なのではないかと。

「自分自身を愛すること」「自分自身を大切に想うということ」そんなことをきっとこの失恋を乗り越える中で彼女は得たのだと思います。

そして、この曲に昇華させて、この曲を聴いて励まされたり、前に進む勇気をもらったりしている私のような人が、世界中にいるんだなと思うとすごいなーと。

辛い別れがあって、病気も克服して、まだ27歳弱にして、大変なことを経験してきたセレーナ。

でもそんなことも含めて、自分自身をさらけ出して、前進していることを世界中に発信しているセレーナ。(最近では料理番組の中でお茶目で元気そうな姿も見せていました!)

そんなセレーナみたいな強さを持った女性に私はなりたい。

どんな辛い経験も失敗もバネに、そして糧に変えて、自分のために前に進めるように。そして、そんなダメな部分もありのままに受け止めて、愛し続けていけるように。

この曲を聴くたびに、きっとそう想うんだろうなと思います。

そして何よりも、セレーナがきっとまた数ヶ月後には、笑顔で新しいボーイフレンドとのゴシップで世の中を賑わせてくれるはずと応援とゴシップ好きの好奇心から楽しみに思っています。

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