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ともみの部屋

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伊佐知美の、世界一周の旅とエッセイ。2016年4月〜
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2016年10月の記事一覧

私たちはいつも何かを「待っている」「探している」。

目的地が持てるから、都会を歩くのはやっぱり好きだな、と東京の街を見て思う。 新潟を歩いていても、私は目的地が見つけられない。 きれいな夕陽、美味しいお水、昔から知っている友だち。 「あまりにも元気すぎる投稿だから」と、「笑っているから」と。 「大丈夫?」「君はそんなに強くない、だってあの時泣いてた」と。 大切なものはここにあるけど、きっとずっとはここに居られない。分かっているから、愛しい。 この数ヶ月、いやもしかしたらもっとずっと前から、私は雑踏の中でも、静けさ

遅かれ早かれ降る雨ならば【日記です】

気が付けば言葉が次から次へ浮かんでくる時ってあって、それが大抵私の場合、noteの文章になっていくわけなのだけれど。 何をしても、何を見ても。どこにいても、眠りそうになっても。 そういう言葉たちを私はたまに垂れ流しそうになってしまう。けれど、「いやいやそれではいけない」とこの1ヶ月、2ヶ月、書き留めるだけ書き留めて、ただの日記のように、そっとしまっておくことが多かった。 誰かを傷つけてしまう言葉は、きっと垂れ流しにするべきでない。攻撃したい誰かが明確になってしまっている

離婚したけど、また旅に出ようと思う

あぁやっと、いろんなことにやる気がまた、出てきた。 大丈夫よ、大丈夫よと笑っても、やっぱり全然だいじょうぶじゃない。ひとりは寂しいし、どうやっても裏切りは悲しいし、決まっているはずと思っていた将来がすっぽりとすべて居なくなってしまうのは、何ともいえないやりきれなさがある。 荷物をまとめて、新潟の実家へ。新潟の実家から、少しの荷物を持って、東京へ。 今月末には、もう少し大きめの荷物を持って、オーストラリアへ、もう一度旅へ。 やっと出られそう。やっと、次へ。 7月の下旬