AI参入への第一歩

IT大手に止まらず、IoTの広まりでほとんどのメーカーが意識しておくべきこと。

個人的には、まず遅れずに参入し、早期参入のメリットを享受するため、自前化が後追いになってもよいのではないかと考えている。サービスもメーカーから実施するもの、IT側のもので求められるものは別であるように思うので、まずはAI家電市場を切り開いていくこと、それ自体が肝要。

日本勢はもともとPCも含めて、ソフトウェアをベースに、多様なオプションを充実させていくことで発展してきたように思う(日本のガラケー、フューチャーフォン、ウォークマン等)。そしてそれらに付随するきめこまかなサービスを収益源とすることに時間を割いてもよいと考える。特に欧州では、サービスに対価を支払うことが市場に受け入れられており、市場の開拓余地は十分にある。

とかく自分で全部用意せねば、となりがちかと思うが、米国A社も、部品は各国からの寄せ集めで、自前のものは少ない。巨大な総合メーカーであり、部品~製品まで自前でできることも日系企業の強みではあるが、それぞれの技術が高度化を極めていく中、柔軟に連携・協業できる体制を検討することが近道ではないか。

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20171003&ng=DGKKZO21788580S7A001C1TJ2000

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21788580S7A001C1TJ2000

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