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嫌われ役をしてくれる人

我が家の子どもたちは、素直です。
欲しい、いらない
好き、嫌い
嬉しい、悲しい
楽しい、つまらない
美味しい、不味い
怖い、優しい

もちろん、白と黒の間のグレーな時もあるけれど、
口にするのは、白か黒。

でもさ、
じゃあ、こんな時はどう?

グレーを促すのは、大抵大人かも知れない。

自分がどう感じるのか知っている。
だから、子どもには敵わない。


ある日、いつも行っている小児科病院の前を車で通ったとき、
次男が、

「ここ、怖い病院だ!」

そう言った。

予防接種をしてもらう病院だし、注射が怖かったのかな?
そう思って、

何が怖いの? と聞くと、

「のどにやるやつがいたいし、こわい。」と。

どうやらインフルエンザや流行の病気の検査の為に、喉の粘液を取られる行為が怖かったよう。

私は、熱が出た時、嘔吐が続く時、
原因を突き止めて答えをくれる医師がとても頼りになる存在で、病院は安心できる場所だと思っていたけれど、

子供は、そうでは無かったらしい。


時に、怖い と思う人はいる。

でも、もしその人の一言がなければ、
その人の行動がなければ、
最悪の事態になっていた

そんな時もある。

コワい (暴力的にではなく)、
感覚的にそう思える人に会った時、

きっとその人から学ぶことがある時なんだと思う。

嫌われ役をあえてしてくれている人、
実は、こんな人がとても尊い人だ。


子供は素直に生きている。

「ママ、ちょっとおなかでてるよ」
ぐさっと刺さる、その一言も、きっと愛だよね ww




いつもありがとうございます。私の言葉が、少しでもお役に立てたら幸いです。