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おなか快調!毎日さつまいもで腸活習慣

便秘や腸の働きが弱い人は必見!さらに肝臓や血糖値、血圧や体重、認知機能、腸内細菌叢(腸内フローラ)等の改善にも!!!

今回はさつまいもの成分と健康効果、研究報告、腸活に有益な情報、食べ方、などについてシェアしたいと思います。

さつまいもの成分と健康効果

さつまいもは、ビタミンB6、C、E、パントテン酸、葉酸、カリウム、銅などの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、さまざまな健康効果をもたらします。

・ビタミンB6はタンパク質の代謝に関与し、疲労回復や免疫力の向上に役立ちます。

・ビタミンCはコラーゲンの生成に必要で、美肌や抗酸化作用に効果があります。

・ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、老化防止や血行促進に効果があります。

・パントテン酸は皮膚や粘膜の健康を保ち、ストレスに対抗するホルモンの生成に必要です。

・葉酸は赤血球の生成やDNAの合成に必要で、貧血や神経管閉鎖障害の予防に効果があります。

・カリウムは余分なナトリウムを排出して血圧を下げる働きがあり、むくみや高血圧の予防に効果があります。

・銅はヘモグロビンやコラーゲンの生成に必要で、貧血や肌荒れの予防に効果があります。

さらに、さつまいもには食物繊維やでんぷんが多く含まれています。

食物繊維は腸内環境を整えて便秘や大腸がんの予防に効果があります。

でんぷんは消化吸収がゆっくりで血糖値の上昇を抑える働きがあります。

また、さつまいもの切り口から出る白い液体(ヤラピンと言う成分)には腸の働きを促進する効果があります。

研究報告

さつまいもの健康効果に関する研究報告の一例をご紹介します。

・さつまいもエキス(紫芋エキス)が高血圧患者の血圧を低下させる効果を示したという臨床試験の結果。

・さつまいもエキス(紫芋エキス)が肥満傾向の女性の体重減少と内臓脂肪減少に寄与したという臨床試験の結果。

・さつまいもエキス(紫芋エキス)が認知機能低下傾向の高齢者の記憶力改善に効果があったという臨床試験の結果。

・さつまいもの水溶性食物繊維
腸内細菌叢の改善に効果があったという動物実験の結果。

・「べにはるか」に含まれるカロテノイド
肝臓の機能を改善し、肝硬変や肝がんの予防に効果があるという動物実験の結果。

・「ふくむらさき」に含まれるアントシアニン
高脂肪食による肥満や糖尿病の予防に効果があるという動物実験の結果。

・「あきはるか」に含まれる食物繊維
腸内細菌叢(腸内フローラ)の改善や免疫力の向上に効果があるという動物実験の結果。

これらの研究報告では、さつまいもに含まれるカロテノイドやアントシアニンやポリフェノール、食物繊維が、肝臓や血糖値、血圧や体重、認知機能、腸内細菌叢(腸内フローラ)などに影響を与える可能性を示唆しています。

腸活に有益な情報

さつまいもは特に腸活に有益な食材としても人気があります。
さつまいもを食べることで、主に以下のような腸活効果が期待できます。

便秘解消
さつまいもには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれており、水溶性食物繊維は腸内細菌の餌になり、不溶性食物繊維は便の量や水分を増やして腸を刺激します。
これにより、便通が良くなります。

大腸がん予防効果
さつまいもに含まれる食物繊維は大腸で発酵されて短鎖脂肪酸を生成します。
短鎖脂肪酸は大腸の粘膜を保護し、ガン細胞の増殖を抑制する効果があります。

免疫力向上
さつまいもに含まれるビタミンCやビタミンB6は免疫細胞の活性化や抗体の生成に必要です。
また、さつまいもに含まれるヤラピンは腸内細菌叢(腸内フローラ)のバランスを整えて免疫力を高める効果があります。

無駄なく健康効果を得られる食べ方

さつまいもの栄養を無駄なく摂りたいときは、以下のような食べ方がおすすめです。

皮ごと食べる
さつまいもの皮には栄養素が多く含まれており、特にアントシアニンやクロロゲン酸というポリフェノールが豊富です。
これらは抗酸化作用や血糖値降下作用などに効果があります。

水にさらす時間は短時間に
さつまいもはアクがあるため、切ったあとに水にさらしますが、長時間放置すると水溶性の食物繊維やビタミンCが減少してしまいます。
10分以内が目安です。

蒸すか焼く
さつまいもは水溶性の食物繊維やビタミンCが多く含まれています。
茹でる場合はスープや煮物にするといいですが、それ以外では蒸すか焼くことで栄養素の損失を抑えることができます。(蒸す、石焼のような中温でじっくりがベストです。)

りんごと一緒に食べる
意外な組み合わせですが、りんごには、水溶性食物繊維のペクチンが含まれています。
ペクチンは腸内で発酵されて短鎖脂肪酸を生成し、腸内環境を改善したり、血糖値の上昇を抑えたりする効果があります。
さつまいもに含まれる不溶性食物繊維との相乗効果で、便秘の予防や血圧の低下などにも効果が期待できます。

日本人の腸活には昔から「さつまいも」が生活の中でとりいれられていたのではないでしょうか。
私にとっては薬以上の効果を発揮してくれる大切なオヤツです😊

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