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【玄関】玄関・廊下照明だって、気を抜いてはいけない

1.玄関のあかり
(1)ダウンライト

玄関は、すっきりとシンプルにまとめる場合は
ダウンライト
がおすすめです。

センサー付ダウンライトを使用すれば、
家に入れば自動で照明が点灯
して便利です。

荷物をたくさん持っていたり、
お子さんを抱っこしている時に重宝します。

「ペア点灯タイプ」であれば、1灯ではなく、
複数灯を同時点灯も可能です。

センサの検知範囲は直径5.5mなので、
広範囲をカバーすることが可能です。

Panasonicペア点灯ダウンライト

(2)ペンダントライト

ペンダントライトも人気があります。

「エトワール」というペンダントライトです。

明るく華やかな雰囲気になり、
インテリアとしておしゃれですよね。

印象的な影の美しさが、他のライトにはない魅力です。

ペンダントライトの下が2m以上ないと邪魔になる

背の高い収納の扉に当たらないか

この2点は確認しておかないと、
日常の動作が不便になるのでご注意くださいね。

3畳ほどの玄関であれば、こちら1灯でも十分かと思います。

スイッチのかわりに「かってにスイッチ」を使用すれば、
ペンダントライトなどもセンサー化が可能です。

(3)視覚効果を利用する

視線の先が明るいと、心理的に明るさを感じやすいうえ
奥行きがでて空間も広く見えます。

また、家に入って正面の壁は真っ先に家族やお客様の目に入ります。


「視線が集まる場所」でもあるので、
こだわって頂くととても効果的
です。

間接照明を入れて、
温かく明るい玄関に演出するのもおすすめです。
玄関正面に、坪庭がある場合は、ぜひ屋外に照明をつけましょう。

照明で照らすことで「坪庭も玄関の一部」に見えて、
空間が広く見えます。

これも視覚効果のひとつです。

屋外は照明で照らさないと、
夜は植物が見えず、暗闇化
してしまいます。

内玄関の照明と一緒にセンサーに繋いで、
帰宅すると自動点灯するようにしているそうです。

スイッチを分けて「来客時には使おう」と思っていると、結局使わない照明になってしまい、もったいないので、センサー化はとてもいいです。

間接照明も同様に、
センサーに接続する
ことをおすすめします。

アクセントウォールを照らすダウンライトも、
ピンホールタイプで、とても素敵ですよね。

2.廊下
(1)照明の種類


廊下も、ダウンライトが多いです。

ほこりがたまらない為、
掃除が楽なので、廊下などには向いていると思います。

でも、ちょっと味気ない、おしゃれにしたい、

そんな時は、
右の写真のように「壁寄せ」にするのがおすすめです。

壁が強く照らされるので、メリハリがつき、絵を飾ったりしても映えると思います。

取付位置をすこし変えるだけで印象が変わるのも、照明の面白いところです。

ペンダントライトやブラケットライトですと、
おしゃれ感
が増します。


特に、右の写真のようなアッパーライトはおすすめです。

光源が目線に入らず、
柔らかい光が天井にまわるので、まぶしさが抑えられます。

寝室からトイレに行くまでの廊下にぴったりです。

(2)取付位置

取付位置も重要です。

2.7m~3mに1灯で明るさは十分です。

廊下の照明位置を考える時は、
「収納」の位置を意識します。

「廊下に面している収納が見えづらい」というのはよくあるので、収納の目の前に必ず配灯します。

横にずれてしまうと扉の陰になってしまって、
収納の中が見えないので、目の前に配灯するのがポイントです。

ちなみに、階段下収納の奥行きが深い場合は、収納内に照明を付けた方が見やすいです。


奥にも1灯ダウンライトがある事により、収納空間を余すことなく使うことができています。

ダウンライトでなくとも、簡易的なセンサーライトでもいいと思います。

階段下は「暗くなりがちな場所」と気を付けて頂ければと思います。

照明プラン相談(¥6,000/10坪)のお問合せは、
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細谷友美
1986年生まれ東京都出身。
日本女子大学家政学部住居学科を卒業後、パナソニックリビングショールーム東京に就職。
4年間、照明、スイッチ、電気設備担当アドバイザーとして、数多くのお客様の住まいづくりに携わる。現在は、在宅にて照明コンサルタントをしています。照明計画を通して、素敵な住まいづくりのお手伝いができたら嬉しいです。

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