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感動は共有してこそ。それも早く。

このコロナ禍で、エンターテイメントの世界では、自宅で観られるライブ配信が盛んになりました。

エンターテイメントといえば、劇場やライブ会場に実際に足を運んで、その生の空気を体感してこそですが、感染予防の観点からそれがかなわなくなり、エンターテイメント業界には厳しい状況が続いています。

そんな中、ライブ配信という活路を見出し、なんとか綱渡りで売上を確保しているのが現状だと思います。

わたしは宝塚歌劇が大好きなのですが、実はその宝塚歌劇でも昨年からライブ配信がほぼすべての演目で行われており、自宅での視聴を楽しめるようになって本当にうれしいです。

もちろん、劇場での生の観劇に勝るものはないのですが。。。

今日は、ライブ配信を視聴してみて感じた価値をご紹介したいと思います!

1.自宅でもどこでも好きな場所で観られる!

劇場に行くとなると、ちゃんと化粧して着替えておめかしして、時間通りに指定された席まで行って、、、と、観劇までにかなりの時間と労力を要しますが、家でライブ配信を観るのは、なんとパジャマのまま、すっぴんでもOK!(笑)準備に時間も労力もかからないので楽ちんです。

2.劇場のチケットは席に限りがあるけれど、ライブ配信は必ず観られる!

超人気演目の劇場観劇チケットは、そもそも確保できないことがあります。それがライブ配信だと、人数の制限がないため、確実に観ることができます!これまでにも、どうしても観たかった演目のチケットが人気すぎてなかなか手に入らず、観ることができなかった悲しい経験も何度もあったので、購入さえすれば当たり外れなく必ず観られる安心感が救いです。

3.観劇代にお得感がある!

今のところ宝塚歌劇のライブ配信は税込み3,500円。

これは、宝塚歌劇の劇場チケット代B席(2階の奥のほうの席)と同じ値段です。もちろん2階の後ろのほうのB席で観劇するのも十分にお得感満載なのですが、普段は9,500円のS席で観ることが多いので、ライブ配信の3,500円はとってもお得感があります。

4.寄ったカメラで映してくれるので、観やすい!

劇場で観劇するときは、10列目以降の席だとオペラグラスが必須なんです。なぜかというと、キャストの方の細かな表情や、時には頬を伝う涙までを観ようと思うと、視力の限界がありますから。

ただ、ライブ配信だと、見どころをきちんとカメラワークで追ってくれるので表情も涙も、画面にしっかり写されるので、とても観やすいです。

5.ほかのことも同時並行でしながら観られる!

この間、ライブ配信を視聴した時は、家でパソコンを開いてときどきメールチェックをしながら観ていました(笑)ほかにも、掃除洗濯したり、ご飯を食べながらや、電話しながらでも観られます。劇場ではさすがにできないことが自由にできます。

6.感動をその場で共有できる!

タイトルにも書きましたが、感動は共有してこそ。

劇場で観たときも、一緒に観劇した友人と観終わってからワーワーキャーキャー感想をおしゃべりするのが何より楽しいんです。その感想をおしゃべりしたり、感動を共有するまでがすべてセットではじめてチケット代の元を取ったというものです。

劇場では、観終わって幕が下りてからだけですが、ライブ配信だと家などで一緒に見ながら、その場で感動を共有できる。その即時性がとっても良かったです。

感動の共有って、鮮度が命だと思います。

できる限り時間をあけずに、早ければ早いほうが感動の熱量をそのまま伝えられるものですよね。それをライブ配信の視聴で思いっきり体感することができました。

これからもライブ配信も駆使しつつ、いち観客、いち受け手としてエンターテイメントの価値を享受しながらも、さらに、エンターテイメントの力になれるような仕事や活動が少しでもできたらいいなと思っています。

みなさんも、このコロナ禍でこそ盛んになっているライブ配信を、ぜひ何かしらの形で体験してみてもらえたらと思います。

視聴した時間と、その感動を共有するまでをふくめて、エンターテイメントを思いっきり堪能してみてくださいね。

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