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理由も騙して(一次創作 詩463)

もしも、の仮定ですわ
わたしがたくさん、いろんな
疾病やら障害やら、発作やら
そんなのまるで全部無くなって
めちゃくちゃな量のおくすりを
服用することも無くなって
元気に笑って生活をできていたら
わたしにとってのこの世界は
変化を見せてくれていたのかな

今さらそんなことを
言い出したところで、どうなる
過去なんて変えられないし
現在だって瞬時に、過去の仲間入り
未来?
見えないものはわからない
そして取れないブドウは
大体において酸っぱいんだ

退屈しのぎに、人生送ろうか
人生送りながら、退屈しのぎにしようか

やっぱり
わたしは、わたし以上になんて
なれなかったね
そんな夢物語を追っているから
足元不注意で、転ぶんだよ

ねえ
生きるってなんだろうね
終わりに向かって
容赦もなく、突き進んでいるのに
生きている意味がわからない
存在していないといけない
理由が全くわからないよ

まだ泣けたら、楽になるのかな
涙滴があれば、世の中を騙せるのかな
自分自身も騙せるのかな

何も見つけられないまま
ただの惰性で
セルフネグレクトに埋まって
それでも、生きていることって
どこかで辻褄合うのかい

大好きな歌い手さんが、さ
「終わりってものを設けておいて
終われないなんてナニサマだ」
みたいなこと歌っている

もしおわかりでしたら
答えを教えてはもらえませんか
ご面倒でしょうから
気が向いたヒマ時間で、大丈夫です
障害たちと手を取って、遊んでいますから

(画像はわたしのヘタ撮影)

未熟者ですが、頂戴いたしましたサポートは、今後の更なる研鑽などに使わせていただきますね。どうかよろしくお願い申し上げます。