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絹の雨(一次創作 詩397)

じっと耐えている
寒いが耐え抜く
そぼ降る絹雨は
濡らしていく
わたしの心も濡らしていく
ああ
思った時にはもう遅くて

ただひたすらに走っていく
重たいのは編成ではなく
視界を遮る霧でもなく
わたし自身の震えて
凍えるばかりの小さい心

(画像はPinterestより)

未熟者ですが、頂戴いたしましたサポートは、今後の更なる研鑽などに使わせていただきますね。どうかよろしくお願い申し上げます。