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改札口(一次創作 詩282)

そうか、これであっても
どうにか道行に間に合うのだ
ずっとずっと、キミと隣り合う
先の果てまでも乗り行く
小さな1輌の列車

卑屈になることもあるまい
かと言って傲岸でも良くはない

最終列車に、ここから乗ろう
チケを購入したら
今までの苦しみに、手を振って
きッと顔を上げてから
始まった、改札を通り抜けるのだ

未熟者ですが、頂戴いたしましたサポートは、今後の更なる研鑽などに使わせていただきますね。どうかよろしくお願い申し上げます。