結果を出すのに必要なこと(その2)
結果を出すのに必要なこと、その2です
前回は
「人それぞれにはペースがある、動かしたいなら行動で示す」
ということを話しました
結果が出ない時に
「何がいけないんだろう?」
「自分は何でダメなんだ」
という風に考えていないでしょうか?
僕もそのように考えてしまうことがあります
しかし、それでは結果は出にくくなります
僕が結果が出ている人から学んだのは「どうしたらできるか考える」ということです
この「どうしたらできるか考える」思考を支えるのは
・確信を持つ
・「できる!」と思うこと
だと思います
以下は最近、ドはまりしている「えんとつ町のプペル」を例にします
映画の内容のネタバレがありますがご了承ください
前提条件その1:確信
主人公ルビッチは星があることを確信しています
それは父親のブルーノからずっと聞かされたからだと思います
ルビッチの確信はブルーノから始まっています
では
なぜ、空の見えないえんとつ町で星が見えることを確信しているのか
それはブルーノは飲み屋で出会った、炭鉱泥棒のスコップから炭鉱夫に伝わる、この町の成り立ちを聞いたからです
それは今いる町の外の世界から、理想郷を探して海を渡った物語でした
(その物語に星が関わっています)
普通であれば、酔っ払いの与太話ですが、ブルーノにはそれを信じるだけの体験がありました(この内容は原作者西野さんが映画の後のトークショーで話していましたが、ネタバレ禁止なので内緒ですww)
だからこそ、ブルーノは「外の世界には星がある!」ということに確信を得ていたのです
その確信がルビッチの原動力になっています
前提条件その2:できる
ルビッチには「星がある」という確信はありますが、周りはそんな彼を馬鹿にしたり、友達も離れていってしまいます
映画のメインテーマにもありますが「信じぬくんだ」という言葉があります
これは主人公ルビッチが父親のブルーノから言われた言葉です
予告編でもありますが
「星なんてあるわけがない」
という言葉に対してルビッチは
「誰も見てないんだろう?だったらまだ分かんないじゃないか!?」
という言葉を返しています
星があるか分からない、とルビッチは言っていますが「見ることができる!」と固く信じていることが分かります
どうしたらできる
そんなある時に突然、えんとつ町に海から船がやってきます
その船はブルーノがやっていた紙芝居に登場した船にそっくりでした
その船を見たルビッチは「あれは父ちゃんの物語だったんだ!」と気が付きました
しかし、ブルーノはその船で海に出た際に、追手に追われ、その時に起きた事故で亡くなっています(そのことを詳しくルビッチは知らないですが、そう思わせる状況ではありました)
そんなことがあったからか、ルビッチが考えたのは、「自分たちで星を見る」ではなく「町の人たちに星を見せる」でした
そしてルビッチは行動に出ます
船を修理して星を見せるんだ!と
もうここで「できる!」モードですね
船の修理に関しては、ドロシーという協力者も得て、製造した工場の図面を参考にしている描写がありました
問題はえんとつ町に立ち込める厚い煙の雲
これを晴らさないといけません
映画内での詳しい描写はありませんが、ルビッチは必死に考えたと思います
そこで導き出された答えは
以前に出会ったスコップが持っている「無煙火薬」
これを使えば煙を吹き飛ばせるはず!ということでした
このように「どうしたらできるか?」を考えることが重要なのです
例えば、僕は今ダイエットに挑戦していますがいまいち結果がでていませんダイエットに挑戦する理由については整理にのために別途上げます
以前に痩せれたことがあるので確信も「できる」と思うビジョンもあります
しかし、いまいち出来ていません
原因ははっきりしています
それは「食事」です
運動を増やしたことで食べる量が増えていたからです
では「どうしたら食事量が減らせるか?」ということです
考えた結果、それは「食事を正直に公開する」です
「公開するからには」と思うことと、いろんな方のダイエット記録でもありますが、「うっかり食べちゃった」も公開してます
これがダイエットできる方法の最後のポイントであると思いました
面倒から逃げない
どうしたらできるか、思いついたとして行動に起こすことは簡単ではないと思います
この時の最大の壁は「面倒」だと思います
えんとつ町のプペルを例にすると、ルビッチがスコップにお願いに行くのは本当は「面倒」なことだと思います
スコップは「おしゃべりスコップ」というほど、口が回り面倒くさい相手です
最初の出会いでも面食らうシーンがあります
一方的にしゃべられて、こちらが何か言う暇すらない
人のいいプペルもあきれ返るような相手です
こんな人が面倒でないはずがないのです
しかし、星を見せるためには彼の持つ無煙火薬は必要なもの
だから、「面倒な人を相手にしないといけない」という思う気持ちを抑えてスコップに会いに行けているのだと思いました
僕にとっても同じで
食事の発信は面倒だし、ダイエットしている癖に何喰ってるという批判もありそうとかありますが、これから逃げては意味がない
ということですね
まとめ
結果を出すには「どうしたらできるか考える」ことが大事です
その考えを支えるのは、確信を持つことと「できる!」と思うこと
その上で立ちはだかる「面倒」から逃げない
これらが揃うことで結果を出せるようになるのです
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