崎陽軒の工場見学に行って来た

最近、工場見学を行う企業が増えてきている。その中でも予約が取れないと言われてるのがシウマイでお馴染み崎陽軒。噂に違わず本当に取れない。工場見学は火水金土(月末、年末年始は除く)で予約受付開始日は3ヶ月前の同日午前10時からなのだが、これを書き始めた4/27の時点で予約可能な7月27日まで予約は全て埋まっている。自分も1月の時点で僅かに残っていた4月下旬の予約を取った。なので朝9時から見学スタート。

最寄駅はJR横浜線の小机なんだけど、それより第三京浜の港北インターの方が圧倒的に最寄りで、IKEA港北もご近所。因みに新横浜駅から路線バスが出てるけど、自分は小机駅から20分くらい歩いた。朝9時から見学スタートのこーすだったので通勤ラッシュにあたる時間に移動しなくてはならず、バスの時間が読み切れなかったから。

小机駅からトポトポと20分ほど
歩いた果てに見えてくるもの
シウマイの自動販売機
工場見学コース入口

入り口から入ると土足厳禁なのでスリッパに履き替えて受付。3つのグループに分けられて、グループごとに見学。所要時間は約90分で、自分たちは以下のルートで見学。

崎陽軒の歴史VTR→駅弁の歴史→シウマイ弁当のひみつをご紹介→弁当の箱詰めライン見学→しょう油入れのひょうちゃん展示→シウマイの製造工程見学→できたてのシウマイ・シウマイ弁当のおかず・お菓子の試食

これを目につく場所に貼って見学するよう言われた
集合場所にはひょうちゃんがお出迎え
見学順路にもひょうちゃん

駅弁の箱詰めラインは撮影禁止なのでここにはアップできないけど、導入されている機械と工員の皆さんの手際良い作業で次々と出来上がっていく。シウマイ弁当や炒飯弁当は繁忙期には通常の1.5〜2倍の量を作るそう。そして消費期限と始発電車の兼ね合いから夜が明けるか明けないかって時間から稼働するそうだ。

横浜に2か所と都内に1か所ある工場で作られているシウマイ弁当だが、その梱包は横浜の工場で作られたものと東京の工場で作られたものは違う箇所がある。横浜のシウマイ弁当は掛け紙が掛けられて紐で結かれている。東京工場のものは被せ蓋にビニールラップが巻かれている。もう一つは掛け紙と被せ蓋のデザインで、横浜の工場製は横浜の街並みなんだけど、東京工場製にはスカイツリーも描かれている。東京タワーじゃなくてスカイツリーなのは、東京工場が江東区にあるというのも関係あるんだろう。下記のトリビアも参考にしていただければ。

次に見学したのはひょうちゃんの歴史。ひょうちゃんって、シウマイやシウマイ弁当に入ってる醤油差しのアイツ。元々は無地のひょうたん型の瀬戸焼だったんだけど、漫画家の横山隆一さん(代表作:フクちゃん)が目鼻を描いたのがきっかけでアイツになったそう。1988年からはオサムグッズでお馴染み原田治さんが描いた2代目、2003年からは初代の絵柄を復刻させた3代目が今は使われているそう。

還暦記念はひょうちゃん登場60周年で
赤いちゃんちゃんこを着たバージョン
上記の赤いちゃんちゃんこを着たひょうちゃんの中に
金色のひょうちゃんがごく僅かにあったらしい。

期間限定ひょうちゃんは企業などとのコラボしたものもあり、八景島シーパラダイス、横浜F・マリノス、JR横浜線、劇団四季(キャッツ、オペラ座の怪人)、初音ミクなどあるそう。

こちらも参考に。


シウマイの製造工程も駅弁同様、撮影禁止。真空パックのシウマイと昔ながらのシウマイは同じもの。梱包の過程が違うだけ。そして真空パックシウマイには醤油がついてない。真空パックシウマイは5ヶ月常温保存ができて、醤油がそこまで品質を担保できないため同梱していないとのこと。

そんなこんなで見学を終えて最後に試食をして自由解散。入り口のショップなどで思い思いに買い物をして帰りましたとさ。

シウマイ娘の歴代制服
試食メニュー
→昔ながらのシウマイ
←特製シウマイ
↑筍煮
ひょうちゃんは『崎』。
多分「ザキ」ではなく「キ」だと思う。
実は大好きなひょうちゃんサブレ
長もち3ゾウのひとつ『贈るゾウ』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?