話題の持続化給付金を申請してみた
5月1日から始まった持続化給付金。今まさにホットな話題ですね。
専門家の皆さんからは「すごく簡単ですよ!」と言われたのですが、正直不安でした。
とはいえ、背に腹はかえられぬ、もう3日経ったんだし、今日こそは、と腹をくくってやってみました。
実際にやってみると...本当に拍子抜けするほど簡単でした。以下、手順とポイントを書いてみます。
<事前に用意するもの>
以下の書類を全て画像ファイル(jpeg, png, pdf)で準備。
スマホで写メってもいいし、スクショでもok
【法人・個人事業主 共通】
〇2019年度の確定申告書類(❶申告書(別表一)、❷法人事業概況説明書 *❷は、1枚ずつ別ファイルにする)
〇対象月の売上台帳等
○通帳のコピー(❶オモテ面/ ❷1−2ページ目 *1枚ずつ別ファイルで準備する)
【個人事業主の方は、以下の書類も必要】
〇本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
<事前にチェックすること:給付に該当するかどうか?>
① 1〜4月の売上数字を元帳などを確認しながら出します。
② 昨年の1〜4月の売上も出してみます。
(注意)受託した事業が完結した月に売上を計上するので、必ずしも入金=売上ではありません。
③ 昨年と比べて50%以上売上が減っている月があったら(ウチ<法人>の例だと1月でした)、その月の売上×12ヶ月=(A) を出します。
④ 昨年度の売上高(B)ー(A)の金額が給付されます(法人の場合: マックス200万円、個人事業主の場合: マックス100万円。ウチの場合は200万円以上になったので、200万円給付してもらえます)。
*何人かの知り合いが、「個人事業者ではあるが、事業主として税務署に届出してないので、資格がない」と言ってるのを聞いたのですが、今回の給付金は、「フリーランスを含む個人事業者」が対象。事業主として登録していなくても、昨年確定申告をしていて、条件が揃っていれば、申請可能とのことです。
<まずは仮登録>
以下から、仮登録します。必要事項を記入すると、登録したメールに連絡がきます。
こんなメールが来ます↓
<申請フォームへ入力!>
① 上記のメールが来たら、記載してあるリンクをクリックし、IDとパスワードを設定します。
② その後は以下の項目を埋めます。
「基本情報入力」
・業種(選択する)
・設立年月日(開業日)
・決算月
・資本金の額又は出資の総額(円)
・常時使用する従業員(人)
・代表者役職
・代表者氏名(フリガナも)
・代表電話番号
・担当者氏名(フリガナも)
・担当者電話番号
・担当者メールアドレス
「特例適用の選択」
これは、選択すればいいようになっています。特例が特になければ、一番上の「一般的な申請方法」で良いです。
最後に
申請内容と確定申告書に記載された法人名
法人名または代表者氏名と口座名義
が、「同一」か、別の名称かを聞かれますので、記入します。
「売上入力」
・年間事業収入(A)*前年度の年間売上を入力します。
・売上減少の対象月 *今回昨年同月から50%売上減少した月を入力します。
・対象月の月間事業収入(B)*上記の月の金額を入力します。
・売上減少の対象月の前年度売上額 *昨年度の決算資料などを見て入力してください。
ここまで入力すると、
A―B×12
という計算式が出て来て、昨年度と、(B)の売上×12ヶ月分の差額が出ます。(自動計算してくれます)
その下の「給付予定額」の欄も、自動計算されます。
「口座情報入力」
金融機関番号と支店番号も必要です。
この項目の最後に、通帳のオモテ面と、1−2ページ目を1ファイルずつアップロードする欄があります。
こんな感じです↓
「添付書類」
ここで、準備した画像ファイルをアップします。
2枚に渡っているファイルは、1枚ずつ別ファイルにしたほうがいいようです。
例えば、「法人概況説明書」は、(1)、(2)となっているのですが、法人概況説明書は2ページあるので、それを1ページずつアップするようなイメージですね。
2020年の対象月の売上台帳等※「売上減少の対象月」と同じ月の売上台帳→これが、「売上入力」で記載した(B)の売上の明細になります。ウチは、税理士さんから、会計ソフトの売上台帳の1月分だけ抜き出してもらいました。
ここまでいったら、後は確認画面を見て確認し、最後に申請者番号が発行されるので、その番号を控えておきます。
もし、内容を間違って、もう1度入れ直したい、などの場合は、最初に作成したログインIDと、パスワードでマイページに入れば、修正できます。
以下は、申請マイページのトップです。
*もし、内容に不備があれば、登録したメールに連絡がきます。
<おわりに>
いかがでしたか?私もこういうネット申請があまり得意ではないので、自分にもわかるように(!)まとめてみました。
こういうのを一度覚えておくと、今度別のオンライン申請等があった時に、抵抗が減るかな、とも思って期待しています。
分からなかったら、顧問税理士さんや近所の商工会議所さんなどに相談すると、親切に教えてくれます。私も、税理士さんに全部準備していただきました(ありがとうございます 涙)
5月1日から始まったので、混んでるという噂も聞きましたが、私は深夜12時台だったせいか、スムーズでした(2:00〜3:00はシステムメンテナンスのため、ログインできないそうです)。
この他にもIT補助金や休業補償など、いろいろな制度がどんどん出ているようです。せっかくなので、というのも変な言い方ですが、使えるものは使って、たくましく生き延びていこうと思っています(笑)
<参考にしたページ>
・「たつこれ」note...制度や支援施策について、政治家と専門家がわかりやすくこたえてくれています。わかりやすいリンクなんかもフィーチャーしてあるので、助かります。
・持続化給付金に関するお知らせ 申請方法編
・経済産業省コロナウィルス 感染症関連施策について(5/1時点)
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