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楽しむことが得意になるということ

ハノイに来ている。

美味しい食べ物や、かわいい雑貨など、魅力満載の街。

最近、私は楽しむことが得意になってきている。というよりは、楽しみ方の質が変化してきた。

欲張りな私は、やりたいことを目一杯リストアップして、いかにたくさんこなせるか、という感じで充実度を測っていた気がする。

でもそうすると、いかに楽しめたか、ということよりも、いかにこなせたか、ということが尺度になってしまい、その瞬間の楽しさや気持ちよさみたいなものを、どこか蔑ろにしてきてしまっていた気がする。

例えば。
今朝も朝食を食べながら、その後の予定を何となく夫と話していて、まずは市場に行こうかーなんて、話をしていた。

ところが、部屋に戻る途中にプールに入りたくなった娘はもうプールまっしぐら。市場なんてまったく眼中ない。娘にとっては、プールに入ること以外、この瞬間を満たすものはない、くらいの勢い。

今までのわたしなら、「いいよー」と言いつつ、「はやく市場に行きたいなー」なんて考えてしまっていた気がする。娘がいかにプールを楽しめるかよりも、「はやくプール飽きないかなー」なんて考えてしまっていたかもしれない。

実際にそれでご機嫌でいられなくなった時期があって、夫にも指摘されて、本格的にこのままじゃいかん、と思わされた。

そういうマインドセットでいると、何事も思う通りに進まない子育て中は、なかなかにしんどいなと、母親3年目にして痛感した2019年。

あなたがプールに入りたいなら、わたしはプールサイドで思い切り心地よくこの時間を過ごすわね〜と思えるようになって、人生の豊かさが段違いに感じられるようになった。

変えたのは捉え方だけ。なのに、こーーーんなに豊かになるなんてね。お得感満載。

私みたいなチェックリスト人間には、おすすめなアプローチです。

2020/1/11 日記

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