とうとう窯がやって来た!
「一粒万倍日」と「天赦日」と「寅の日」の重なる某月某日、とうとう窯が我が家にやって来ました。せっかくなので、搬入は縁起のいい日を選んでみました。
午前中に電気工事。家庭用の100Vを、200V対応できるように線を引き込みます。ブレーカーを新たに取り付け、そこから窯の設置場所の2階ベランダまで線を引っ張ります。家の外観も悪くならないように配慮してもらい助かります。
そして午後、いよいよ窯の搬入です。外観は90センチ角くらいの大きさなので、家の前でいったん分解し、ばらした状態で設置場所まで運び、再び組み立てます。
重量約110kg。重量を分散させるのと、床との隙間を作って熱を逃がすため、レンガを4枚用意して敷いてます。
本体右側のマイコンは、基本的な焼成はあらかじめプログラムされているし、カスタマイズすることもできる優れものです。
家電の取扱説明書は軽く目通しする程度ですが、窯の取説は実作業をイメージしながらじっくり読みました。おそらく今後何度も引っ張り出すことになると思います。
そして、、、窯は寿命があります。おそらく本焼き100回持てばいい方とのこと。最初に空の状態で本焼き(1230度)をしておくと、持ちが良くなるという話もあり、定かではないがいちおう空焚きしておきました。
設置場所は、屋根があるとはいえ、雨風の強い時には濡れてしまうので、使用しない時はビニールシートをかけておきます。ただし、ずっとビニールシートをかけておくと湿気がこもるので、天気のいい時にはシートをはずして乾燥させます。そうしないと錆びてくるそうです。
屋外に置くと手間がかかりますが、家の中に置くスペースがないので仕方なし。マンションなどでベランダに置いてる方もいらっしゃるようです。
せっかく窯が来たのだから、せっせと制作せねば!と思いながら、何かとやることも多く邪念も多く、最初の素焼きは目標5月末くらいかな~と、緩めの目標を立ててみました。はてさてどうなるか。。。