全ては必要だから起きたこと


痛みは感じ切ると消えるのか?

二週間前くらいに、関節にステロイド注射をした。そこから、夜眠れるようになり、
痛みもかなり引いた。

なにより足の腫れがひいたのだ。
びっくり。

あんなに夜中痛みで起きてたのに
眠れていて。

朝になるとやはり痛みで目は覚めるけど
薬は効いてくれる。

効かなくて悶絶する時間も減った。

何が起きたんだ、、あんなにしんどくて
毎日廃人として生活してたのに?


歩けるし、日常も送れる。

全く痛くないわけじゃないけども
あの痛みに比べたら
なんとかできる。




そしたらね、見える世界が変わった。

なんていうか、生かされてる。
もうそれだけで。
幸せなんだ。

歩けること、ご飯食べて美味しいて思えること。
普通に家事ができること。
街を歩くだけでも楽しい。

たったそれだけで思うかもしれない
それができなかったから。

嬉しくて。噛み締めてる。

でも、不調がなくなったわけじゃなくて
今度は、生理が止まらないとか
出てきたわけで。

どうやら排卵ができてなくて、それにより
出血がしてるらしい。

要するに病気とかではなくて、
働きの問題。

これも全て受け入れろてことなんだなと。

たまたま読んだ小説に書いてあったことが
腑に落ちた。



会社の中にできたクリニック
で繰り広げられる病気についての
あれこれや、ドタバタが書いてあるんだど。

過敏性腸症候群の診断の話のところで、
お医者さんから
「病気ではあるけど病的ではない。」
て言っていて。

この原因はストレスだったんですねと、
それを聞いた患者さんに対して、
お医者さんが、
「それは人間としての正常な反応です」

ストレスていうと、ストレスを感じる
自分がダメだと思いやすいけど
そうじゃなくて、当たり前の反応なのだと、

気持ちの問題でもなくて、
『体の性格(キャラクター)が繊細(デリケート』

てことなんだと。

繊細な性格をしてる体だからこそ
起きる反応。

もちろん改善していくのも大事なんだけど、
ここを受け止めるだけで、
変わるんだよね。体って。

こんなんじゃダメだーてしてると
悪化していく。
じゃなくて一旦受け止めてあげる
どんな自分でも。

どんなにひどく、みえたとしても。

そして、この一文も好き。
『じんましんを出しながら働きかされるほど
俺の人生って安くない』

ほんとそうだなと。

ここを受け入れつつ、
周りのペース、社会のペース
ではなく、自分のペースで
生きていくことが、何よりも大事だなと。

全ては、必要だから起きたんだと。
必要でないことは、マイナスなことも
プラスのことも起きないなと。

そして、どっちもあるから
世界は美しいのだと気がついた。

この経験がなければ、周りの人の優しさや、
世界の美しさに気がつけてなかった。

当たり前として日々を過ごしてた。

ここに気がつくためのプロセスとして
かなりハードだったけど、
それでも、大事なことに気が付かせて
もらえたこと。

この経験は無駄ではないと感じました。

またあの頃に戻るのは嫌だけど。
私らしくまた一歩一歩歩いて行けたら
いいなと思ってます。

今苦しんでる人の、何か役に立てたら
嬉しいなぁと思って書いてます。

どんなに長いトンネルでも
きっと、開ける。夜明けは
くるよと。

今年一年痛みと過ごしてきた私でさえ
見えてきたから。大丈夫。

今日も素敵な1日になりますように。

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