悩みに大きさはある?
こんにちは。
突然ですが、悩み相談、得意ですか?
私はどうも苦手。
「彼女は今もっと大変そう」とか
「何の悩みもなさそうなこの人には、わかってもらえないだろう」
と勝手に想像を働かしちゃって、思いを引っ込めがち。
「ねえ、聞いて」と素直に言えたらいいのにね。
そんな私が最近はっとした言葉です。
「悩みに大小はないんです」
Mさんの言葉。
Mさんは最愛の旦那様をガンで失うという経験をされています。
カフェでパンケーキを食べながら
「私の悩みなんて(Mさんたちに比べたら)しょうもな過ぎて、書いたり人に聞いてもらえるものじゃなくて」とこぼした私に、ふんわりと柔らかな笑顔、でもまっすぐな目でMさんは言いました。
どういうことかというとー。(私の解釈)
たとえば子どもの友だち関係の悩みは大人にとっては「よくあること」に過ぎないのかもしれない。
でも10歳の子にとっては人生で最初で最大の挫折だったりする。
今、私に取り憑いている個人的な悩みごとは、世間では「あるある」なのかもしれない。けど、紛れもなくここ数年で最大の不安の種。
どちらも人や世間一般と比べる必要なんてない。
目から鱗でした。
想像を絶する悲しみの底にいた人がかけてくれた言葉に。
不安や悩みの渦中の人がいたら、この言葉をかけてまるごと受け止められる人になりたい。
Mさんは旦那様の闘病から見送り、今、そしてこれからの心のあり方について一田憲子さんのHPで連載されています。
連載タイトルは「幸せの方の椅子」。
心の底をかき混ぜてひとさじひとさじ掬い出し、搾り出されたかのような言葉の数々。深いところにひたひたとあたたかく沁み入ります。言葉の力ってすごい。
何を書こうかぐずぐずしていた、このnote。
書きながら、自分で自分を思い込みや既成概念で縛っていたことに気づきました。
とっぱらってくれた言葉や出来事を中心に書いていこうと思います。
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