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「どう生きたらいいのかわからない」と悩むとき、やるべきことは?

こんにちは。薬剤師・心理セラピストの大西智子です。

「どう生きたらいいのか、わからない・・」
「どう生きたいか、わからない・・」

生き方に悩む人が、どんどん増えています。どこへ向かえばいいのか、生きる方向性が見えない。また、自分が何をしたいのか、どうしたいのか、という自分の意思がない。

これは、〝自由〟であるからこその悩みだと、わたしは思っています。自由はある意味、悩みや苦しみを生む。(本当の意味での自由になれば、もっと楽で楽しいのですが・・)

自由だけど、自由と感じていない人が多いのですが・・、わたしたち日本人の多くは、自由なんですよね。だって、この仕事をしなければ殺されるとかないし。この人との結婚しなければ生きていけない、というのもなし。ここで住まないと生きていけない、というのもなし。

自由に選べるのです。仕事も、結婚相手も、付き合う人も、住む場所も、何を食べるのか、何を着るのかも。そして、どんな思考や価値観を持つのかも。選択肢がないのであれば、悩みません。選択肢がたくさんあって自由だから、悩むのです。

どう生きるのか、という生き方も、自由だからこそ、悩むんですよね。

では、生き方に悩むとき、どうすればいいのか?やるべきことは3つあります。

順番にみていきましょう。

1、日常の生活で、自分の考えや感情を明確にすること

生き方がわからない、好きなことがわからない、やりたいことがわからない・・これら全て、「自分がわからない病」になっています。自分の考えや、自分の感情がわからなくなっている状態。

「いやいや、そんなことない」「わたしはちゃんと考えがわかってる」と思うかもしれませんが、よくみれば、「洗脳」されている状態であることが多いです。つまり、誰かの価値観がコピーされている状態で、それがコピーだと気付かずに、自分の考えだ、と錯覚している状態。

では、誰の価値観がコピーされているのかというと、自分にとって最も影響力の大きい人です。親、社会全体、会社、周囲の友人、学校など・・・関わりが深いもの(人)の価値観を、何の疑いもなく、そのまま信じ込んんでいる(コピーされている)ケースがほとんどです。

例えば、、いい大学に進学した方が良い人生を送れる、お金がたくさんあった方が幸せになる、独身より結婚する方が幸せ、良い会社に就職したら幸せになる、など。

何をしたら幸せと感じるのかは、一人一人違うものだから、幸せな人生、良い人生を送りたいのであれば、自分が何で幸せを感じるのか、人生で何を求めているのかを知っておく必要があるわけです。

「そんなの、わかりません」「難しいです」と思うかもしれませんが、それを知るためのヒントは、日常の何気無いことにゴロゴロ転がっているものです。毎日を過ごす中で、心はいつも揺れています。嬉しいこと、嫌なこと、多少なりとも毎日感じているはずです。その、感情の波、波が大きいときほど、ヒントを見つけやすいのです。

嫌なことがあれば、なぜ、嫌だと感じたのか?嬉しいのであれば、なぜ、嬉しいと感じたのか?自分の心を見つめてみると、自分がどんな価値観を持っているのかを知ることができます。

たとえば・・・誰かが悪口を言っているのを聞いて、すごく嫌な気分になったのなら、なぜ、嫌な気分になったのか?感情から心を深掘りしてみるのです。すると、何かがわかるはずです。差別や偏見は嫌いだ、人をジャッジするものではない、一人一人が大切な存在だ、など、深掘りすれば、自分が心の底に持っている考えや価値観がみえてくるものなのです。

自分の心に目を向ける習慣をつけることが、どう生きたらいいのかわからない、という悩みの解決の道の第一歩となるのです。

2、自分が最も大切にしている価値観を知ること

まずは、自分の価値観を知ることが大事だという話でしたね。次のステップは、自分はどんな価値観を大事にして生きているのか、を明確にすることです。

人生において、最も大事にしたいこと、というのが、誰でもあるのです。例えば、わたしの場合は、命を大切にしたい、というのがとても強く持っている価値観なんですね。大切にしている価値観の中でも、おそらく1番大事にしている価値観ではないかと思っています。(その理由を書くと、めちゃくちゃ長くなるので、今回は省略します。笑)

誰でも大切にしている価値観があるのですが、その中でも「これは!」というような、特に重要としているものがあって、それは、人それぞれ、違うものなのです。

たとえば、ある人は、人との繋がりで、心から信頼し合える関係性を大事にしている。またある人は、とことん楽しみを追求して、楽しさを味わいつくすことを大事にしている。またある人は、苦しんでいる人を救うことを大事にしている。

このように、自分が最も大切にしている価値観というのは、人によって、様々なのです。そしてそれは、誰かに教えられたものではなく(洗脳されたものではなく)、魂の欲求、純粋な心の欲求のようなものです。

3、どんな未来が理想なのかを決めること

自分が最も大事にしている価値観がわかれば、どんな未来にしたいのか、どんな世界が理想なのか、というのが自然と思い描けるようになります。

自分が最も大切にしている価値観が、この現実世界で大切にされている世界をつくること。その世界をつくるのに、自分ができることをやる、ということです。

たとえば、わたしの場合は、命を大切にすること。だから、自分自身が、体や心を大切にできる人になること。周りの人にも心身共に元気になってもらうこと。さらには、命を大切にする人をどんどん増やしていくこと、となるのです。

未来、ゴール、行き先が決まれば、あとはそこへ向かって進むめばいいので、どこへ行けばいいのか?と悩むことがなくなります。

どうすれば、その未来へ行けるのか、その世界を創れるのか?というのを考え、行動していくことです。

ゴール、行き先が決まれば、心はうんと楽になるはずです。安心感が生まれるんですよね。逆にいえば、行き先がわからない時が、一番苦しいし、しんどい時期でもあるのです。

例えば、森の中で道に迷い、霧が出てきて、先が全然見えなくなってしまったら・・・すごく不安になりませんか?どの方向へ進んで行ったらいいのかわからない、自分がいま、どこを歩いているのかもわからない、目の前しか見えない・・不安と恐怖で心がいっぱいになるかもしれません。でも、霧が晴れて、ゴールが見えて、自分の位置が明確にわかると、不安は消え、安心してゴールに向かっていくことができるのです。

4、人生の流れをつかんでいく

「どう生きたらいいのかわからない」、生き方に悩むのは、あなただけではありません。ほぼ全ての人が、必ず一度は悩むことだと思います。だから、過剰に不安になる必要はないのです。

わたしたちは、色々な経験をしながら、わかっていくもの。初めから(子供の頃から)わかってる人もいません。経験を重ねて気づくもの。ただ、自分の心を見つめる習慣があれば、その気づきが早くなる、気付きやすい、ということ。

人生の大きな流れの中で、「あ、今は、どう生きたらいいかわからなくなる時期だ」と、まずは客観的にみると、心が軽くなるのではないでしょうか?

そして次は、自分の人生の中で最も大事なことに気付いて、方向性が見えてくるのですから、そのために、まずは、自分の心に目を向けることから、始めていきましょう。 (^^)/


薬を使わずに、元気なココロとカラダをつくる

薬剤師・催眠心理セラピスト 大西智子

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