【夫とニューヨーク旅】④ニューヨーク滞在中の夫は
2017年6月に5日間ほどニューヨークに夫と二人でいました。
アメリカのニューヨークで見知らぬ人たちの中、夫だけが私の頼れる人なはず。
しかし、アメリカでも福岡でもなんも変わらない夫、本当にあきれた5日間でした。
1年間の準備中の間に英会話サボっていた夫
まず、ニューヨーク旅行の1年間の準備中に必須となる英会話の勉強を夫はしていませんでした。
旅行英会話CD付きの本を買ってはいました。
通勤のJRの中で聞いていたはず。
私もそのCD聞いたのですが、ネガティブな状況発生時の英会話集で聞いているうちに不安でいっぱいになる内容。
夫は結局、英会話の勉強することなく、40年前の受験勉強で覚えたような英語でなんとかすることになりました。
ほとんどの会話を私が率先して話すことになりました。
朝、ホテルの部屋を出ると今日も英語話さなきゃだなぁ〜嫌だよ〜と思いながら数日間を過ごしました。
私と並んで歩かない夫
アメリカのニューヨークなんだから一緒に歩く時は横に並んで私に合わせて歩くはずでしょう?
私の夫はどこでもさっさと自分のペースでどんどん歩いていく人。
国内旅行中も私は見たいお店や見たい何かを見つけては立ち止まりして歩くので、遅くなるのですが、そんな私を振り返らずどんどん歩いていくのです。
そして、
「どこにおったんかー?探しよったんぞ!」
と言う。
いつものことなのですが、まさかニューヨークでも私を置いてどんどん歩く?
私は一生懸命夫を追いかけながら歩いていました。
夫はミュージアムなんかで入っちゃいけない所にもズカズカ入っていって、警備の方に
「あーそこ、入っちゃダメ〜」
と言われていて、それでも夫は全く気がつかず、警備員さんは外国の方がよくやるボーズ、両手を広げて、あーもうまったくーってやってるのを私は何度も後ろから笑いながら見ていました。
それでも夫を捕まえてまでは言われなくて諦めてくれて、良かったです。
ニューヨークの地下鉄の中で爆睡する夫
福岡のPayPayドームでホークスの試合を見た後に電車で爆睡は許すよ。
しかし、ニューヨークのシティ・フィールドの野球観戦の帰りの地下鉄で爆睡するとは、あきれて本当に腹が立ちました。
シティ・フィールドから地下鉄でホテルまで戻るわけですよ。
ちょっと遠いわけですよ。
初めてのニューヨーク旅行中のちょっとした遠出ですよ。
夜のニューヨークの地下鉄ですよ!
はい、私は腹くくって、爆睡している夫を守り続けましたよ。
幸い野球観戦の帰りなので、地下鉄の中は賑やかで和やかムードでした。
電車が停まるたびに駅名をチェック。
イーストリバーを過ぎてマンハッタンへ入るとちょっと安心しました。
グランドセントラル駅で確か乗り換えて、乗り換えなかったかな?、タイムズスクエア駅で降りました。
タイムズスクエア駅からホテルまで歩ける距離だし、タイムズスクエアからホテルまでの道は夜だけど人通り多いから歩いても大丈夫だろうけれど、阿呆みたいに浮かれている夫と一緒だし、念のため乗り換えてペン・ステーションまで電車で行きたいと思いました。
でも何番ホームから電車に乗ったらいいのかわからなくて、焦りました。
タイムズスクエア駅のホームでなにやらパーカッションの何かを演奏している人がいて、何番ホームなの?こっちから来るのに乗るの?あっちから来るのに乗るの?とパニックになっている私はその音がうるさくてムカついているのに、私の夫はパーカッションの音にもノリノリで浮かれている。
バカじゃないの!と夫を怒鳴る余裕もなく、私はペン・ステーションに行ける電車に乗らなければと必死でした。
近くの優しそうな人を見つけて聞いてみよう。
こんな時なんて言うんだった?
何て言ったか記憶していませんが近くの若いアジア系の男性の方に聞きました。
私の言っていることがわからなくても、彼がNoと言えば反対方向に乗ろうと思いました。
彼は「No」と言ってくれました。
ありがとう。
浮かれている阿呆な夫をここじゃないよって引っ張って連れて行き、無事にペン・ステーション行きの電車に乗ってペン・ステーションに着きました。
ペン・ステーションで降りるとその日はマディソン・スクエア・ガーデンでバスケットの試合があっていたらしく、大勢の人が出てきている時でした。
私の阿呆な夫は「あっ、マディソン・スクエア・ガーデン見てみたい〜」
と言って、なんと人の流れを逆流して歩いて行こうとしていて、当然、また警備員に止められていました。
そんな阿呆で浮かれている夫を引っ張って、横断歩道を渡って、無事にペンシルベニアホテルに到着しました。
頑張ったね。私。
NYでも写真撮ってくださいと頼まれる夫
国内旅行中、観光地でなぜか人々は私の夫に写真を頼むのです。
写真撮ってください確率高すぎな夫。
そんな夫はなんとニューヨークでも写真撮ってくださいと言われていたのです。
トップ・オブ・ザ・ロックの展望台でのこと。
たくさんの人で混雑する中で、私と夫はいつものように自分勝手にふらふら歩いていました。
そして見てしまいました。
夫が写真を頼まれて、陽気な家族の集合写真を撮っているところを。
ニューヨークでも写真頼まれている。ウケる~
夫は陽気な家族たちに向かって
「はい、撮りまーす。ハイ、チーズ」
って日本語で言っていました。
面白すぎる。
ニューヨークでの夫、もっといろいろあったと思いますが印象的だったことを思い出してみました。
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