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心が軽くなるカンタンワーク

こんにちは「夫奴隷解放宣言!」の〈とも〉です。

心が軽くなると行動がしやすくなりますよね。
今回は心が軽くなるカンタンワークの紹介です。

その前になぜ心が重たくなるのか、
行動ができなくなるのかの説明からしていきます。
それは人それぞれの「価値観」があるからなのです。
よく「あの人とは価値観が合う」「あの人とは価値観が合わない」と言いますが、価値観とはどのようしてできるものなのでしょうか。

「価値観」
好きな服、好きな音楽、好きな風景、仕事、ライフスタイル…
これこそが自分らしさだと決め、これらが私らしいと大切に守っているもの・こと。それを「価値観」といいます。
価値観は誰もが持っているものです。
でも、まだ生まれたばかりの赤ん坊の頃は、そんなことを自覚はしていなかったはずなのに、いつから「価値観」ができると思いますか?

赤ん坊にとって、唯一大切なのは「家庭」という環境です。
世界中どこでも家庭には特有の文化があり、常識があります。
子どもを自由奔放に育てる家庭もあれば、厳しく育てる家庭もあるし、
溺愛して過保護に育てる家庭もあります。
そのときすでに、父親と母親は当然それぞれの価値観を持っています。
でも、幼い子どもはなんの価値観を持っていなくて、価値観を持たないまま、あちらこちら動き回っていると、「こら!」と怒られ痛みを感じます。
子どもはとまどい、やがてそれは両親の価値観と違う言動をとったからだと知ります。

「両親に嫌われたら、自分は生きていけない」
子どもはそう感じ、両親の価値観に合うような行動をとろうと考え始めます。父親と母親の価値観も多かれ少なかれ違うので、それぞれの前でのふるまい方も変わってきます。
思考錯誤のくり返しによって深く心に刻まれていくことは、
「痛みを避けて、快楽を得る」には、まわりの価値観に合わせなければいけないということです。

学校に入れば、そこには集団生活があって、みんながうまくやっていくためのルールがあります。人間関係も先生、友達、先輩、後輩…いきなり複雑になっていきます。
その後も受験勉強、恋愛、バイトなどのいろんな場面で、いろんな価値観を次々と作り上げていくことになります。

誰々さんの前でふるまう「わたし」、会社で働いているときの「わたし」、
同級生と一緒に遊んでいるときの「わたし」、サークルで活動しているときの「わたし」、という風に自分を使い分けていくようになっていきます。
八方美人になりたかったわけではなく、価値観を使い分けたことによって、
それぞれの環境ではうまくやってこれただけのことです。
ただ、やがて問題が出てきます。
価値観が増えていくうちに、だんだんぶつかり合うものが出てきてしまうのです。

それが「前進価値」と「後退価値」です。

快楽を得るための価値観が「前進価値」
痛みを避けるための価値観が「後退価値」
二つが存在すると動けなくなります。

そして多くの人は自分がなにを求めて前進するのか、
なにを避けて後退するのかあらかじめ決めていないのです。
だから場面場面で、ころころ変わってしまうのです。

欲しい結果を求めて前進したくても、リスクを避けるために後退する。
すると「失敗のない成功」や「不安のない挑戦」を追い求めることになり、ジレンマが生まれてしまいます。
今までの人生で「なんとなく求める」前進価値と、
「なんとなく避けたい」後退価値を作ってきてしまったので、
振り回されているのです。

ほとんど物事が進んでいないのに、くたくたに疲れて、一日が終わっているなんてことがたびたび起こるのです。
でも、そうなってしまっていることはなかなか自覚できないものです。

人生に待ち受けている大きなトラップは、
なにを大切にするか、自分の意志で決めていないこと。
そして与えられた環境だけで、それを決めるスイッチになってしまっているということです。

では、どのようにすれば良いのか
簡単なワークでそれを明確にしていましょう。

まず、優先順位を決めていきましょう。
いま特に大切にしたいことはなんだろう?
家族との時間?健康管理?年収を上げること?
同僚とうまくやっていくこと?ポジションを確立すること?
1位から5位まで考えてみましょう。

いま特に避けたいことはなんだろう?
家族に冷たくされること?病気で動けなくなること?
仕事を失うこと?上司に嫌われること?
1位から5位まで考えてみましょう。

はっきりすれば、行動がもっとシンプルになるはずです。

いらない価値観を捨てると、心がずいぶん軽くなります。

ぜひ、優先順位をつけて
自分の価値観を明確にしていきましょう!!


~夫に頼らずに生きる力を手に 夫奴隷解放宣言
           30代女性のための自立支援アドバイザー~

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