#69【毎日投稿】会ってみたい人
いしかわゆきさんのご著書【書く習慣】に触発されて始めた『書く習慣1ヶ月チャレンジ』を完走。続けて、『毎日投稿チャレンジ』を始めました。
今回のテーマは『会ってみたい人』です。
このテーマを考えた時、もう少しミーハーな気分で「あぁこの人に会いたい~」っていう「相手」が簡単に思い浮かぶんじゃないかと思っていたら、意外と思い浮かばず苦戦したのでした。
そんな中、ひねりだしたお二方
1.曾我蕭白(そがしょうはく)
画家です。
こういう絵を描く人
↓
(大体)同時代の有名どころでいえば、伊藤若冲さんかな~。若冲さんと若干時期がずれているし、若冲さんほど「一般化」(大衆化? つまり、認知)されていない蕭白という人。
「蕭白が好き」とわかると、ひとしきり盛り上がる自信ある。
絵から見てもわかると思うのですが、「奇才の画家」という名にふさわしく、超変な人。
極彩色の絵は意外と多くなくて、「なんちゃって水墨画」みたいな感じのも結構多いのです。
ご本人は、本当に変人で、たしか生没年もその生涯も詳細はよくわかっていないのです。
初めて蕭白展に行ったときに、↑ の本の表紙になっている絵の毒々しさ、そして描かれている人物の表情に魅せられたのですが、度肝を抜かれたのは、↓ の絵。
サムネイルが表示されていないと思うので、ぜひクリックして「どんな美人さん」なのか確認してほしいです。
曾我蕭白・美人図
この「美人」さん、初めてお会いした時、鼻歌を歌っていて(←スルーしてください)、とっても幸せな思い出に浸っていたのです。
そして、私に向かって、「どんなに幸せだったか」を語ってくれました。愛する人は、今も自分を愛しているのだと、どれだけ自分のことを思ってくれていたか、を嬉しそうに語ってくれました(←だから、深く突っ込まないでください)。
蕭白の絵は、「絵の中で楽しそうにストーリーが進行している」感じで、見ている側はそれを映画やドラマ、演劇のように楽しむ感じ、なのですが、この「美人図」さんは、話しかけられて、立ち止まると、延々と話をしてくれた、という思い出の人です。
この「美人」さんの系統としては、松園さんの「花筐」あるいは「焔」が近いかなと思っています。
上村松園 花がたみ/焔
パッと見の雰囲気は、「焔」の方がおどろおどろしい感じで似たビジュアルかもしれませんが、「焔」は、「六条御息所」の生霊なので、もっと恨みがましいというか、ネガティブなパワーを感じました(でも、好きなのには理由があって、これを語るとまた長くなるので別の機会に)。
それよりも、やはり幸せそうに語ってくれるのは、「花がたみ」の方でした。この方とお会いした時、私は初めて「絵画を見て泣く」という体験をした思い出深い絵です。
ちょっと蕭白から離れてしまったけれど、会えるのであれば、「曾我蕭白」という人がどれだけ偏屈で変人だったのか、物陰に隠れてこっそりのぞいてみたいな、と思います。
2021年愛知県美術館
地元愛知県で蕭白の単独展があったので、もちろん行きました。これ、巡回展じゃなかったので、県美の方が企画してくださったんですよね。愛知に住んでてよかった! とつくづく思いました。
本当はボストン美術館にある「雲龍図」にもう一度対面してみたいなぁ~と思います。初めて「雲龍図」に会ったとき、「くっ苦しい!!!」と思って、気づいたら呼吸するのを忘れてた、という体験をしました。息をのんだまま、見ていたみたい。それくらい衝撃的な絵でした。
一応リンク貼っておきますが、「雲龍図」の迫力はこんなんじゃ、全然伝わらない…
2.RM(アールエム/キム・ナムジュン)
ハイ、ミーハー。
言わずとしれた、韓国のダンスボーカルグループBTS(防弾少年団)のリーダーRMさん(以下、ナムさん)です。
実は、「防弾少年団」がデビューしたとき、「えっ、と…どうしちゃった、この子たち??」というのが第一印象でした。特に目が釘付けになったのが、ナムさんのビジュアル…というかヘアスタイル。
気になる方、覚えていない方は、BTSのデビューの頃の画像を見ていただけると同意していただけると思うので、ここでの言及は控えます💦
イヤ、あれはあれで、きちんと「思想」があったのだと思うのですが、当時は「イケてると思って」やっていても、何年か経ってみたら「あちゃぁ~」ってなることも多いです。これは、どのアイドルでもそうです。
当時の私は「完全にBIGBANG一筋」だったので、残念ながら、かなり後になるまでノーチェックでした(ハマると、いろいろ追いかけないといけなくなるのが大変なので、意図的に自粛していたのです)。
ちょうどBIGBBANGが活動を停止するあたりと、BTSが最初に国連でスピーチをした時期が大体重なっていて、「すごいな、この子」(上からですみません💦)と思うようになりました。
それからいろいろ知るようになると、「わかる!」なことが多くて(笑)
ナムさんのように頭よくもないし、才能もないけど、破壊神なところとか、できることとできないコトの落差が大きすぎるところとか、すぐにモノをなくす、壊すところとか、「うん、うん。あるある」といちいち納得し、勝手に親近感を覚えてしまうのです。
実は彼の影響もあって、意図的&意識的にアートに触れるようにもなりました。もちろんそれだけが理由ではないですが、「さらに」という感じ。
「文章を書く」という仕事をしていると、「文章を書く」以外の脳を使うことで、リフレッシュもできるし、リラックス効果もあって、またアイデアも湧いてくる、ような気がします。
もし、ナムさんに会ってお話できる機会があったならば(絶対にないと思うけど)、そんなお話もしてみたいな、と思います。
3.まとめ
実は、「この人に会いたい!」と思う人ができると、なんだか会えてしまうことが過去にも何度かありました。
そして、「会う」だけではなく、「教えを請う」という機会に恵まれたことも1度や2度ではないのです。
「憧れの人」だった方を「師匠」として学ぶ機会がいただけるのも、私の「運の強さ」なのかもしれません。
そう考えたら、いつか曾我蕭白(故人)に…会えたらちょっと怖いですよね。
ちなみに、BTSは、JINくん寄りナムジンペン・箱推しです(忘れてください)
今日は時間かかったーーー!
23分(+推敲20分くらい)
今回も読んでくださって、ありがとうございました。
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