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結局「インタビュー音声は自分で起こす」に戻ってしまった理由


2021年9月4日(土)と5日(日)の日記

晴れのち曇りのち晴れのち曇り。

在宅で、インタビュー音声を起こしまくり。

一社、営業。

週末はいつもそうなのですが、ずっと家でインタビュー音声を起こしていました。

どのかたのお話も本当におもしろい。

早く原稿にしたいです。

インタビュー音声は自分で起こしています。

「どうして自分で文字起こししてるの? 時間の無駄でしょ。AIがやってくれるサービス、たくさんあるじゃん。知らないの? 情弱なの? バカなの? ハゲなの?」

バカなのはバカなのですが、一応これでも「効率」を考えた結果、そうなったんです。

IT音痴なりにAI文字起こしをやっていた時期がありました。
いろんなメーカーのサービスを試しました。
「Rimo Voice(リモボイス)」「Notta(ノッタ)」、あともろもろ。

特に「Rimo Voice(リモボイス)」とは相性がよく、ひと頃はリモに夢中になっていました。
しまいに「妻よ、すまん。リモを愛してしまったかも」と、まるで漫画『火の鳥』のチヒロみたいな危険な感情を抱いたものです。
リモ、好きだよリモ。

けれども私に限って言えば、「効率」の面でも自分で起こした方が早かった。

私がWebライティングの仕事で原稿料をいくばくか多めにいただけているのは「構成を自分でやるから」なのですが、それだけに構成が肝であり、腕によりをかける部分。

AIなら文字起こしは短時間で済む。
けれども、ロボットに起こしてもらったことばで構成をするの、時間がかかるんです、私の場合。
私は話の内容以上にインタビュイーの「口ぐせ」や「言いまわし」を重要視していて、そこを必ず起こすのです。お人柄は本筋より細部に表れるので。
AIだとここがつぶれちゃってる場合も多いですしね。

自分で文字起こししながらだと「あ、これキラーフレーズだ」「ここ、パンチラインだな」「ここ、語気が強いわ」ってわかるじゃないですか。
そうやってことばが心に響いたり、胸に刺さったりしながら、起こし終わった頃にはあらかたの構成ができている。

なので結局「自分で起こした方が早い」となったわけです。

とかいいながら、いつリモとヨリを戻すとも限りませんが。

●「週刊大衆」にて俳優の伊藤えん魔さんを取材しました。

▼吉村智樹▼
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