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捨てること、やめること、嫌いなこと

11月13日の新月を調べると、こぞって大きなエネルギーの切替わりの時期、と皆が強調するような日だったらしいです。
確かYoutubeを見て、ムーンプランナーのこの日の欄に「やりたくないこと、嫌いなことリストを作る」とメモをした私がいつか居た気がするけど、いつだったっけ、と、些細な事はすっかり覚えていないものですな。

空白だらけの「やりたいことリスト」

2023年も年の瀬がチラ見えしてきましたが、年始に作ったウィッシュリストを見返さなくなって幾ばくか。
重い腰を上げて、開かなくなった手帳を開いてみました。
(去年はちゃんと使おうと思って買ってたはずなんだけどな…と後悔するのも恒例になってしまった)

今あらためてみると、とりあえず旅行したいとか、◯◯が欲しいとか、◯◯やってみたいというのがズラズラと…100項目あるけど、書けてるのは68項目(いきなり100個書かなくてもいいし、後から増やしていこうと思っていた。)
結局できてるのは18項目……
かつ「◯◯に行きたい」という旅行系が場所違いで複数ある。
場所だけで項目を埋めるな〜〜〜〜!と、過去の私に言いたい。

というわけで2023年も振り返ってみると、年始に勇んで書き出したやりたい事なんて3ヶ月も意識せずに終わっちゃったな。
その時々の経過でやりたいことも変わっているし、行きたいところも変わるし、たった1年の中で100項目を完全に達成するというのは難しいなと、振り返って思ったわけです。

そもそも振り返る習慣が無くて、振り返り、見返しを意識し始めたのはほんの2ヶ月前、FOCUS EiTO手帳と出会ってからです。

人生を整える、人整手帳」というコピーが印象的な、instagramの広告で見かけた手帳でした。
手帳迷子人間だった私が楽しく手帳を使えてるのは、買った後もワークショップだったり、インライだったり、セミナーというアフターフォローの充実さと手帳企画者の考え方に興味と共感を持ったからです。
こういう手帳に出会えることってなかなか無い気がする。

手帳レビューのYouTube動画では、セルフコーチングに向いてるとも評されていましたが、やってみて楽しく取り組めてるこれがセルフコーチングというやつか…と書いているだけで日々新しい発見ができて楽しいです。

やりたいこと、欲しいもの裏側を見たことはあるか

手帳といえば、私は自問自答ファッションでもおなじみ(?)のムーンプランナーユーザーでもあります。
ユーザーといっても、一度挫折して、最近出戻ってきたので新参扱いしてほしいです。古参じゃありません…

そんなムンプラさんのX(旧Twitter)で、最近私が一番興味を持ったのが「やりたくないこととやりたい事は表裏一体」というものでした。

やりたい事の裏には、必ずやりたくない事がある。
増えるものがあれば、減るものが必ず有る。

例えば、体重を減らしたいという願望があるとしたら、運動をするというタスクが増える。といった感じ。

減らしたいものの反対には増えるものが必ずあるって、繋がってるし全然気づかなかったな…

私はこれを知って目から鱗が滝のように落ちました。
やりたい事の裏側にやりたくない事が引っ付いてるから、達成できない項目を作っているんじゃないか?

そうして改めてリストを見返してみると、旅行したいとか、財布が欲しいとかお金を使う事の中にまぎれて貯金するって、同じページが言ってる。
使うことばかりのリストの中に、留めようとする無謀なことが並んでいる。

あと、やりたい事リストを作る上で「1回で達成すること」と「継続して行うこと」を混在させる事が続かない原因と言うのも知りました。

私だけかもしれませんが…絵を描くこと、文章を書くこと、手芸をすること…とにかく作ることをやりたい事として書き出していたんですが、私にとっては作る事は継続して行う事なので、これも本来やりたい事にまとめるべきでは無かったんだなと痛感しました。同人誌は毎年出してるし(そもそも同人誌を発刊すること自体は私にとって過程扱い)、noteは文章のアウトプットの一環として週一で書くことを習慣にしたいし…
私のやりたい事リストってめちゃくちゃだったんだな…

やりたくないこと、嫌いなことを探す旅

やりたくないことリストに関してなら、誰かnoteで解説してないかな、と思い、検索して色々な記事を参考にしていました。

とはいえ、自分が思いついた言葉の羅列を見直してようやっと読めるように翻訳するので精いっぱいな私にとって簡潔にやりたい事とやりたくない事の関連付けとか、理知的な文章にするとか、パパッと出来ないのです。人に伝える文章を考えている人って本当にすごい。天才、優勝。

今の私はとにかく見返したときにすぐ思考に結びつけられるようにするのがやっとなので、やりたい事=目標と仮定して、その目標に対してやりたい事・楽しい事やりたくない事・面白くない事に分けてみることにしよう、と思いました。

自問自答ファッション教室での学びを応用しちゃう

やりたく無い事を探すために、コンセプトづくりのメソッドを応用してみました。
「一年3セットの服で生きる」の「自分のキーワード探し」を使ってます!

教室内のセッションでは1つのワードに対して複数のグループ分けがありましたが、今回はお洋服や外見的要素ではないし、内側を曖昧にするとまた混雑しそうで悩みそうなので好き・嫌い(どうしても振り分けられないときだけ保留の3項目)だけに絞ります。

  1. 左ページ)友人や家族、職場、SNSなんでもいいから思いついたキーワードを雑多に列挙する。

  2. 左ページ)やりたい事・好きな事❤️と、やりたくない事・嫌いな事💔に分別する。私の場合色分け。自分の気持ちに正直になる、やりたい事はやりたくない!って暴れていい。良い人にならない。

  3. 右ページ)好きなことから目標をつくる。真ん中に目標を立てる。

  4. 右ページ)目標に対して楽しい事・やりたい事・メリット⭐️を片方に書き込む(この場合赤文字部分)、反対に嫌な事・やりたくない事・デメリット💀を書き込む。※左のリストを参考にしてもいいし、思いついたこと書いていく。

青い下線(嫌いなこと)が多い現状の書き出し

(ワードは思いついた時に更新しているので後半はまだ振り分け終わってないです…)
書き出してみると、やりたくないこといっぱいあるな〜、やりたい事ばっかりで時間がないとか言ってるくせにやりたくない事と嫌いなことの方が多い気がする。

自分の内面と対話する時は、やっぱり1人の方がいいのかもしれない。
だけど、グループワークみたいに人と話すことで見えてくる事もあると思うので、多人数で一緒に目標設定!とか、そういうワークショップやってみたいなと思うよね……

やりたくないことは頑張らないし、嫌いなものは嫌いでいい

無意識的に口にしている「仕事辞めたい」という言葉。
働きたくないわけじゃないし、業務内容が嫌いなわけじゃないけれど、なんでこんなにこの言葉が出てくるのかと思ったら、人間関係と環境が苦手なのもあるけど、定刻の拘束時間が大嫌いって事がわかった。

最初に「8時間労働」のコンセプトが生まれたのは、産業革命時代のイギリスです。子どもを含む工場労働者が1日に10時間を超えて働かされている状態を改善するために、「仕事に8時間を、休息に8時間を、やりたいことに8時間を」がスローガンになりました。
(中略)
現代のホワイトワーカーにとっては8時間でも長すぎるのではないかと思います。それは、機械化やIT化、通信インフラの発達によって人間に求められる仕事がどんどん高度に、スピーディになっているからです。
昔は8時間かかっていたことが3時間でできるようになったとして、そのスピードで8時間も働き続けるのは無理があると思うのです。

日本初の8時間労働導入から100年のいま考える「そもそも時間管理って必要?」/やつづかえり

1日8時間労働は最大数値であるとも言ってる人もいますし、最近では6時間のところもあるらしいですね…個人的には5時間くらいでいい。集中力が続かないので。
とはいえ雇われの身では定時をいじることはできないので、必要以上に業務を背負い込むことと、人間関係の深入りを控えて行こうと思います。ゆっくりね。
あと人間関係といえば、ずっと使ってる方のSNSのアカウントの繋がりとかも、個人的に疲弊ポイントなので年末に向けて整理したい所存です。
リストに書き出したものを見返しながら、もっとやめること掘り下げしておくことが宿題かな。

やりたい事の行動計画とケアリスト

こうして俯瞰したときに、赤文字の「楽しい事・やりたい事・メリット」を叶えるために、具体的にどう行動していくかを計画としてリスト化するのが今の私の正解な気がする。
逆に「嫌な事・やりたくない事・デメリット」を回避するための行動計画も一緒に立てられると、良いのかなと思います。
あと、もし嫌な事・やりたく無い事に立ち会ってしまった時の対処法(自分専用アフターケアリスト)を先に考えておくとか。

自分の取り扱い説明書(FOCUS EiTO手帳の中に項目がある)を作るイメージですが。
どうしたら自分が一番癒されるだとか、リラックスできる方法とか、思ったより書いておかないとわからないものが多かったりします。

脳内の掃除は楽しい

この2,3ヶ月の間に日記を始めたり、手帳を書いたり、モーニングページをしたり、ファッション日記をつけたり、絵を描いたり…最近はなりふり構わず自分の頭の中から書き出すことに取り組んできました。
そのせいか、書く事が辛くない状態(むしろ書かないと落ち着かない)にまで持ってこれているので、なんでも書いてみることが大事だなと本当に実感しています。

些細なことだから書かなくても良いや、覚えてるからいいや、いつか書こうと思ってずっと頭の中に入れておく、とか。
書かないままでいた頃は、忘れたい嫌なこと、手をつけたいと思いながら行動してないモノはいつまで経っても頭の中から出て行かないし、覚えておきたかった筈の微細なことはいつの間にか居なくなっているし。

まだ書き出しの段階なので、もう少しアウトプットに慣れたら文章を組み立てること、読みやすくすることに気をつけたいと思います。
文章の形式にも流行り廃りがあるっていうのを読書しながら感じているので、自分に合った文章というのが欲しいです。
それも一種の自分のアイコンになるかもしれない。

12月のテーマは目的と2024年の目標設定

毎年この時期は本職の繁忙期&趣味の漫画原稿で忙殺されている時期のため、それ以外にあまりやる事を詰め込まないようにする、というのを意識しつつ、2024年の目標とを立てようと思います。
やりたい事と減らしたい事は、それが終わってから書き出していく予定です。

なんの用意もなくいざ2024年を迎えて、年明けおめでと〜〜〜〜はっぴ〜〜〜〜なんて友人と浮かれている状態で目標を立てて神社に誓いに行くとか、無謀な事だと気づいたので
今までやってたけど
!今ようやっと、noteを書いてて気づきました。

忙しさで記憶が飛んでいたり、途中で転んで黙黙としていた時期を経て、なんとも言い難い年でしたが、無事に終えられそうな事に感謝しつつ…これからも注意しながら生きて行きたいです(年始にとある占いで交通事故の相が出てたので、運転はめちゃくちゃ気をつけている)

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