ブランドの歴史は価値に変わるのか?
ヒストリカル・ブランディング 脱コモディティ化の地域ブランド論
を読みながら「ブランドの歴史」をどのように解釈し、戦略的に活用できるかを考えています。
ヒストリカル・ブランディングの書籍に書かれている内容を要約します。
この2つがポイントだと整理しています。
図解して、ヒストリカル・ブランディングの全体像を整理してみました。
ブランドの歴史を再解釈して、顧客にとって新しい意味を創ること
=脱コモディティ化(他と同じ状態から抜け出すこと)につながる思考を整理できました。
では、具体的に何を押さえてブランドコミュニケーション設計をできると良いのでしょうか?
具体的なブランドをトレースしながら考えていきたいと思います。
最近は、ラグジュアリーブランド研究をしていることもあり、シャネルをテーマに考えていきたいと思います。
シャネルを復活させたカール・ラガーフェルド
カール・ラガーフェルドは、1983年にシャネルのヘッドデザイナーに任命され、わずか10年で低迷していたシャネルをファッションシーンの最前線に戻した人物です。
今回のテーマ「ブランドの歴史は価値に変わるのか?」に関するカール・ラガーフェルドの名言。
シャネルの歴史を再解釈し、新しい価値に変えたことが、カール・ラガーフェルドの言葉や仕掛けから理解することができます。
カールラガーフェルドの具体的な仕掛けについて見ていきましょう。