「市場を俯瞰して捉える」とは何かの整理
プロジェクトの中で「市場を俯瞰して捉えるの得意ですよね」と褒めていただける機会がありました。
(褒めてもらえたのか、抽象度が高いからもっと具体的に、と指摘いただいたのかの真意は確認していません)
さて、マーケティングの仕事をする上で、市場を俯瞰してみる、つまり社会トレンドや顧客ニーズの変化などの大きな流れを掴むことの大切さはよく語られます。
しかし、
どうやって大きな流れを掴むの?
どの順番で考えるとよいの?
が曖昧になりやすいと感じています。
サボってはいけないと思う3つの思考フロー
自分がいつも意識しているのは、この3つの流れで思考することです。
この流れで考えてから戦略の話をするようにしているので、「市場を俯瞰して捉えている」ように思ってもらえると自己評価しています。
例えば、PEST分析や、4Pマーケティングミックス分析は、単体では実施しているけど、その繋ぎ込みができていないので"分析して終わり"になっていることが多いと感じています。
市場を俯瞰して捉えるための流れ
サボってはいけない3つの思考フローを、もう一つ細かく説明します。
最近は、この分析の流れに生成AIを組み込みながら思考スピードを上げる、アウトプットの質を高める工夫をするようにしています。
このプロセスを丁寧に踏めるかどうかで、戦略根拠づくりや、その後のユーザーインタビューなどの具体の分析の質も変わってくると感じています。