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生成AIをプロジェクトに取り入れるための「Stingray model」について

人間のクリエイティビティを最大化するために、どのようにAIを活用できると良いのか?

この問いと向き合う中で、一つ大きなヒントをもらえるモデルで出会うことができました。

人間主導で考える、AI主導で考えるプロセスが段階的に整理されたStingray model図です。

The AI-powered ‘Stingray’ model for innovation

Stingrayは、魚のエイの形という意味みたいです。(なのでサムネイル画像もエイになっています。)

ダブルダイヤモンドの思考は古いという問題提起

今まで創造的に考えるための思考プロセスとして当たり前に根付いていた「ダブルダイヤモンド」は、AIによって陳腐化するという問題提起が非常に的を得ていると感じました。

ダブルダイヤモンドは、発散と収束を繰り返しながら、「解決すべき問題」と「構築すべきソリューション」を特定するアプローチ

このアプローチは、壁に貼れるポストイット数と、人間の脳が考慮・処理できるデータ量に制約されていた時代だから機能していたと。

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