マッキンゼーによる「デザイン思考を活用した里親養育推進レポート」をマーケティングに活かす視点をまとめてみた
マッキンゼーによる「デザイン思考を活用した里親養育推進」レポート。
読みましたか？
戦略⇄実行をつなぐヒントが詰まっていて、無料で公開してもらえることに感謝感謝の内容です。
マッキンゼーによる2024年版の「デザイン思考を活用した里親養育推進」レポート
— 黒澤 友貴 (@KurosawaTomoki) July 13, 2024
調査→戦略→戦術をつなぐ基本の型がまとめられていて学び多い
ポイントまとめると
・カスタマージャニーマップはAs is（現状） と To be（理想）を2パターン作成する…
マーケティングに関わる人こそ
レポートのテーマは「デザイン思考」になっていますが、マーケティングの仕事にも活かすポイントが詰まっています。
マーケティングの実務に活かすポイント
1. ペルソナは定量化・マトリックス化
ペルソナ作ったけど、作って終わりになってしまっている…
そんな状態を抜け出すヒントがありました。
ペルソナを作成しても実務で活用できない時は、この2つが曖昧になっているからだと再確認しています。
1. ペルソナには定量情報を記載する
このペルソナは、どれくらいのボリューム存在しているのか？
2. マトリックスで分類する
各ペルソナの違いや関係性はどのように捉えると良いか？
例えば、福島県の観光戦略を考える上でのペルソナ設計をするとしたら、下記のようなまとめ方になります。
このような整理をした上で、各ペルソナに対してインタビュー実施をしながら解像度を高めていけると戦略との接続を行いやすくなると考えています。
2. カスタマージャーニーで既存施策と新規施策を1枚絵で作成する
1枚の図解で、
・既存施策と理想施策の流れを整理
・維持する、廃止する、改善する、新たに付け足す施策を整理する
・基本ステップとサブステップに分ける
を整理することは、チーム内でマーケティング施策の優先度を整理する上で有効だと学びになりました。
カスタマージャーニーマップは現状と理想を2パターン作成は重要
ここまでは理解していましたが「1枚で整理」が重要だと認識しました。
例えば、福島県の観光戦略を考える上でのカスタマージャーニー設計をするとしたら、下記のようなまとめ方になります。
