答えがない中でスタンスをとる力を磨くことの大切さと、そのための思考方法
と自分は考えています。
先日にツイートした内容。
このツイートは「マーケティング組織立ち上げフェーズ」について触れましたが、答えがない状態を楽しめることの重要性は、マーケティングの仕事全般に言えることで、マーケターの素質だと考えています。
仕事の全てにおいて、ある程度はデータを見て予測することはできるにしても、企画したキャンペーンが成功するかどうかは、やってみないとわからないのです。
答えがない中でスタンスをとる力を磨くこと
先日に、マーケティングの仕事で成果を出す上で重要な考え方はなんでしょうか?と質問をもらいました。
データ×フレームワークを活用して論理的に考える力、インサイトを理解する力…など期待されていそうな答えが色々と思い浮かびましたが、その時はうまく答えることができませんでした。
いま整理をすると
かなと思っています。
「スタンスをとる」とは、自分だったらこうする!と相手に提示すること。
もう少し分解すると「未来の変化にどのように対応していくかを示す」ことだと考えています。
マーケティングの世界は、データはたくさん増えてきていますが、残念なことに未来のことはデータが全てを教えてくれることはないです。
マーケティングの仕事をする上で、データだけではわからない未来のことを、最後は「自分はこうしていきます!」という根拠と意志を示す力が求められていると考えています。
スタンスがないマーケターに価値はない
「マーケティングとは市場創造である」と言われることがあります。
つまり、今の顧客に満足してもらうだけではなく、未来の顧客をどのように創るのかを考える思考が求められるわけです。
デジタルマーケティングの世界は、データがたくさん見えるようになって、データ根拠を持ちやすくなってきています。
しかし、データはあくまで過去のことしか示してくれません。
なので、マーケターは、未来の顧客をどのように動かすのか、そのために組織をどうするのか、といった考えを常にもっていないと存在価値はないと考えています。
自分の周りでも、組織を動かしたり、戦略をつくっている人たちは、未来はこうなるからこうする!と「スタンスをとる力が高い」と感じることが多いです。
では、答えがない中でスタンスをとる力は、どのように磨くと良いのでしょうか?
自分が学んでおいて良かったと思っているものがあります。