マーケティング戦略の先に競争優位性の絵を描けているか?
本日は、競争優位性の構築について書いていきます。
以前にツイートしたこちらと関係した内容です。
マーケティングの仕事をしていれば、多くの人が自社の優位性を表現するのにポジショニングマップを描いていると思います。
しかし、ポジショニングマップを描いても、この2軸の表だけで自分たちの優位性は表現できているのだろうか…と不安になることは多いのではないでしょうか?
この悩みのご相談をいただくことが多く、自分も一時期迷っていました。
ポジショニングマップだけだと掘り下げが難しいんですよね…
競争優位性とは何か?どのように考えるか?
自分は、そんな時に、立ち戻る記事と図(優位性の輪)があり、実務でも使うようにしているので紹介させてください。
まず、こちらの「コピーされない競争優位の築き方」の記事を読んでいただきたいです。
こちらの図は、戦略の先に優位性を築くことができるかを考える際に、いつも参考にさせてもらっています。
競争優位はどのように生み出されるのか?
ブランド認知・好意度が高まり利用者が増える
データが蓄積する
ネットワークが蓄積する
上記3つが模倣(コピー)されない3つの資産として定義されています。
1と2の間に4. オペレーション=体験が優れているが条件として入るとのことで解説されています。
まとめると、競争優位性を築くためには、4つの要素を設計することが重要ということですね。
競争優位性の4要素をコントロールする
競争優位性の言葉だけだと、抽象的過ぎるので、この4要素を変数として捉えて議論ができると良いと考えています。
このような考え方になります。
マーケティング活動を継続した先に、
1. 認知・好意度が高まる
2. 優れたオペレーション・体験提供
3. データ蓄積
4. ネットワーク構築
この4つがどのように高まり、優位性を構築ができるのかを競合と比較して確認します。