"普遍性"と"最先端"の両利き思考でいこう〜目の前の顧客ニーズだけではなく、 人の根源的な欲求に応えるサービスをデザインする〜
あけましておめでとうございます!
毎年恒例で家族全員で新年を迎え御節料理を食べる。
この毎年変わらない1日があることが、頭と身体を良い感じに整えてくれます。
そして、2018年になり、平成最後の年になりましたね。
妻が、紅白歌合戦を見ながらつぶやいていました。
安室ちゃんが紅白に出たことで平成の青春に幕が下りたという実感を得た。染みた…
時代を経て変わること、変わらないことがある。
新しい時代になっても変わらないものこそ大切にしていきたいなと思うのです。
なぜ変わらないものが大切なのか?
Newspicksの元旦特集では、下記の記事がありました。
【佐々木紀彦】ポスト平成を彩る「3つのメガトレンド」
その中に紹介されていたのが、最先端と普遍の引き出しの多さというワード。
思考の深さ=普遍性×最先端の掛け合わせ
パンダも普遍的な可愛さがあるから、あれだけのブームが生まれる(違うかな?)
昨日書いたパンダ研究の記事
ということで、"最先端と普遍の引き出しの多さ"は今年のテーマにしていこうと思っています。
ブームをつくっているテクノロジー系企業は、普遍性×最先端を兼ね揃えてる
普遍性とは社会や人間の本質
最先端とは技術や社会の変化
メルカリ、Airbnb、facebookなどのサービスも普遍性と最先端の掛け合わせから生まれているサービス。
普遍性がビジョンに組み込まれているから、ビジネスかスケールする。人間が根源的にもっている欲求を、テクノロジーの力で引き出しているというイメージ。
デザインやブランディングという行為も、普遍性と向き合うことが大切だと考えています。
トレンドに乗っかるのではなく、時間軸を長く、地に足をつけた思考が、複雑性の高い時代だからこそ求められているはずです。
ペルソナ、カスタマージャーニーマップを描くときも、今の顧客のニーズと合わせて、人の普遍性に向き合う意識を持っておくようにしたい。
複雑性の高い時代に必要な学び
デザインやマーケティングは文化に影響を与える仕事であり、良い文化を創るためには、過去の文化を理解していることが大切。
即効性は期待できない政治、哲学、歴史などを学ぶ時間を意識的に確保する→時間軸を伸ばして思考を深められるようにする→複眼的な思考から未来のシナリオを描けるようになること。
深いデザイン、ブランド、企画などは、この時間軸を伸ばした思考から生まれると思うのです。
サピエンス全史は読みましょう
年末にサピエンス全史を読み返していたのですが、改めて歴史上の経済的、文化的な変化を踏まえた上で、企画する思考が求められていると感じます。
深いデザイン、ブランド、企画などは、この時間軸を伸ばした思考から生まれると思うのです
野口 悠紀雄さんの世界史を創ったビジネスモデルも昨年読んだ本の中で、とても刺激をもらいました。
まとめ
人がもつ普遍性と最先端のテクノロジーの掛け合わせに、次の時代をつくる一手があると思います。
目の前の顧客ニーズだけではなく、 人の根源的な欲求に応えるサービスをデザインするという発想が大切であり、そのスケールで思考していきたい。
ということで、今年も本質に向き合って、書いたり、デザインしたり、企画したりと頑張っていきたいと思います!
みなさん、今年もよろしくお願いします!!
アラサーなのに、祖母からお年玉をもらってしまった↓