ラーメン二郎CJM.001

ラーメン二郎の修業体験をカスタマージャーニーマップで描いてみた

2017年で一番記憶に残っていること。

それはラーメン二郎です!

Newspicksの繋がりで、ラーメン二郎にまなぶ経営学の著者である牧田先生にラーメン二郎に連れて行って頂く機会が3度ありました。

その時のInstagramです。胃袋を鍛えながら、経営学もしっかり学ぶ修行コースです。

※お腹いっぱいの中でこの記事を読んで頂いている方がいたら申し訳ありません。写真を見るだけでも、お腹いっぱいになり修業の壮絶さの記憶がよみがえってきます。

ラーメン二郎の体験をカスタマージャーニーマップにしてみました

この2017年の修業体験から学べることは何か?と考えているうちに、カスタマージャーニーマップを描きたくなってきてしまいました!

それくらい壮絶な体験だったのです(笑)

この体験を普段の仕事に活かさないといけない!と思い立ったのです。

カスタマージャーニーマップとは?

顧客の、行動・思考・感情を時系列で整理するフレームワークです。

ラーメン二郎のような衝撃的な体験をしたら、カスタマージャーニーマップを描いてみることが、理解を深めるためにオススメです!そのブランドの提供する価値を理解することができるはずです!

二郎カスタマージャーニーマップから学べること

ラーメン二郎は自分と向き合うという修業経験を得られるだけでなく、優れたブランドが提供する顧客体験価値とは何か?を学ぶ機会になるのです。

詳しくは牧田さんの著書を熟読頂けれと思いますが、カスタマージャーニーマップの考え方と、ラーメン二郎の顧客体験価値をセットで理解できるよう作成しています!

これからラーメン二郎に行くマーケッターの方々は、ぜひカスタマージャーニーマップを理解・意識した上で体験してみてください!

※このカスタマージャーニーマップは自分の体験をもとに作成しているので、主観がたくさん入ってます。本来であればユーザーリサーチに基づいて描かれるものです。

カスタマージャーニーマップで二郎の体験を可視化すると、行列、食券購入、注文(コール)、食べ始め、食べ終わり、片付け・・・全てのタッチポイントで感情が高揚する瞬間が訪れることがわかります!

この感情を揺さぶる体験が、二郎独自のブランド体験なのです。

二郎の秘密に関する詳細は、僕はジロリアンになりきれていないので、Newspicksで牧田先生のコメントを見て頂いた方が学びが多いはずです。

ラーメン二郎は、ラーメンを売っていない。体験を売っている。行列に並んでいる間、小にするか大にするか逡巡する。豚を増すか、悩む。そして、自分なりの気持ちを整理し、食券を押す。これは、自分を過信せず、でも、過小評価しないという、自分を見つめなおす体験を提供している。そして、丼を前にし、改めて自分の小ささを痛感する。できると思ったことがそんな簡単にはできない、あきらめそうになる。どうして自分を客観的に見れないんだろうと、自分の甘さを浮き彫りにする体験だ。・・・・体験しか売れない時代が来る──寺尾玄の牧田先生コメントより引用


ブランドにとって必要なのは特別な体験。商品だけで差別化がはかれない時代なので、体験で差別化をはかるしかない。

ラーメン二郎の場合、大行列、ちょっと無愛想にも思える店主の対応、普通では食べたい麺と豚、異様な店舗の雰囲気・・・など、一つ一つの非日常体験が繋がり、二郎ブランドが確立されている。

自社サービスは独自のブランド体験を提供できているか?

カスタマージャーニーマップを描くと、ブランド体験をストーリー形式で整理・理解することができます。

ぜひ、今回の二郎修行体験図を参考に自社のカスタマージャーニーマップを描いてみてください!

カスタマージャーニーマップに関しては、いちがみさんのフォーマットを活用させていただきました!使いやすいです!

今年も二郎には時々通い、自分と向き合い、ブランドに必要な独自の体験というものを思い出すようにしたいと思います。